エッセイかな?
と思ったら、小説でした。
『人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った。』
という出だしで始まる小説です。
本屋に平積みで置かれてて、(どんな内容かな)と興味をもち始めの1ページ目を見ると、おもしろい!
じっくり読みたい、と思い、図書館で予約して、借りました。
何か月も待ったな〜。
図書館から借りてきて、しばらく家で横になったままだったけど、(そろそろ読むか……)と目次を見てみると、
第1話〜第5話まで小タイトルがあって、第5話の『熟年離婚の経済学』ってあったのが(どんな内容なんだろ?)と興味津々。
早速187ページから読み進めてみると、まさに熟年離婚をしようかと考えてる人が出てきたり、まあいろいろな内容が書かれてて、おもしろかった。第1話〜第5話は、主人公こそちがうものの、内容はつながっている。いきなり第5話から読んでもすんなり内容が理解できたので、作者さん上手だな〜と思いました。
タイトルに”三千円”とあるとおり、お金のことがキーになっている物語。
だけど、むずかしくしてあるわけではなくて、すらすら読める内容でした。
興味深い内容だったから、昨日今日の2日間で300ページ全部読めました(^0^)
こんなにおもしろい!って思えた小説もひさしぶりかも。
原田ひ香さん、楽しい物語をありがとうございました☆
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