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2019年03月10日21:13

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《記憶に問題あり》《せっかくなので》《ちー+! 108》

《記憶に問題あり》

飯を食いながら、テレビを見ながら、何となく、幾つかの結果論を思い出していて、行き着いた答えが、
『まあ、そんなもんだろう』
という事。

せっかくなので、その成り行きを日記にまとめ、それなりの今現状に繋がった背景を伝えようと思ったのだが、その全てを忘れてしまった…。

よくある事っちゃあそれまでだが、それにしてもあんな数をアレコレ考えておきながら、その全てがきれいさっぱり記憶から抜け落ちている所がなんとも年を感じさせるもので、はぁ、情けない。

そして、これまた問題だが、『何かを日記に書き記そうと思った』という事だけ覚えている事実も我ながら意味不明だ。

どうせ忘れたなら全てを忘れたいものだが、どうにかならないかな、この現象。


《せっかくなので》

テレビというワードが出たのでその話を。
普段はテレビを観ない生活だが、飯を食べている時に画面に何かが流れていれば、それはそれで食べている時間帯だけ眺めていたりする。

珍百景? とか言う番組はなんだかんだで面白いと思う。
茨城からほとんど出る機会も意志も考えも想像すらしない俺個人にとっては、この番組を見るだけで旅気分に浸れるわけだが、内容が内容で『生きる分には全く必要ない』というトリビア知識じみた所も大好きだ。
世界は広いが日本国内だって俺の視野からすれば充分に広い。
そんな国内の無意味スポットの紹介番組とは、なんとも贅沢な話か…。

そんな理由で毎回、目にする度に真剣に眺めて笑ったりしているが、だからと言って何曜日の放映だとか、何時頃の番組なのだとか、そんな事を調べて記憶する気にもならない所は、まあ、それも俺という事で。

こんな性格は昔からで、『これは面白い! 毎回観よう!』なんて思いながら何も調べない自分は、偶然に目にしたお気に入り番組を『運よく』眺める人生…。これじゃ人の話題について行ける訳が無い。

そんな俺の数少ない『必ず視聴の番組』は、以下の通り。

『8時だヨ! 全員集合!』
『とんねるずの皆さんのおかげです!』
『ダウンタウンのごっつええ感じ』

………………以上!
バラエティー100%の構成は、その時点で俺の性格まるわかり…。そう、ふざけた人生だ。

『8時だよ〜』は幼稚園の頃から観ていた。タイトル通り、『8時』から始まる番組という事は理解できていたので、そのスタート時間は完全にマスターしていたのだが、チャンネルが分からないのが問題だった。
そんな理由で、8時まではチャンネルが固定される。
『スパンク』とかいうアニメ→
『暴れはっちゃく』とか言う実写バラエティー?→
象印提供の『ヒントでピンと』とか言うクイズ番組?→
『8時だよ〜』
という流れ。
今さら順番に自信は無いが、このチャンネルにヒットさえすれば、あとはチャンネルを据え置けば自然に『8時だよ』に繋がる寸法だ。
途中、妹にチャンネルを奪われると戦争勃発。そして必ず泣く妹を目撃した母親からのマッハパンチ(ウソ)炸裂。
泣きじゃくる俺は玄関に逃走し、そこで夕飯…。隣の部屋からはドリフのコントの音声のみが聞こえる拷問だ。
辛くて、悲しくて…、トイレを占拠する。ざまぁみろ!うへへ(後のたんこぶ追加要素)。

『とんえるずの皆さんのおかげです』
に関しては、実はあまり自分の興味範囲では無かった気がする。
ただ、ブレイク度合いとしては中学時代の校舎を『ちびまる子ちゃん』並みに沸かせたタイトルであったため、必然的に俺の耳にも。
とはいえ、既にアウトローという訳ではないが、世間の当たり前に付いて行く事に魅力を感じなかった俺は、タイトルは知っていても全然観なかった。
観るとすれば、幼馴染の家に遊びに行った時、風呂に入っているために幼馴染の居ない部屋で彼女を待つ間、勝手に流れる番組を眺めて時間を潰していた訳だが、その番組こそが『みなさんのおかげです』だったという話だ。
風呂から出て来た幼馴染が『あー! もうはじまってる!』とか言ってよく騒いだが、毎回『もう始まってる!』と騒ぐならそんな時間に風呂に入るなという話だし、それ以前に待たせる時間を考慮して俺を呼べという話だ。
『みなさんのおかげです』は、さっきも書いたが当時のブレイク番組。そんな番組を眺めつつも内容を理解し切れなかった俺に説教をする幼馴染。
その説教はいつの間にか番組の面白さになっていて、そんな中に『仮面ノリダー』の登場。
特撮の全てに拒絶を示す俺だが、実は仮面ノリダーだけは面白いと思っていた。
番組故に凝ってはいるが、子供の頃の『ごっこ遊び』を彷彿とさせ、当時の遊びでは実現不可能だった爆発を実際に導入したような、そんな構成が高印象だった。

その後、幼馴染とは遊びに行った曜日が水曜日であれば一緒に番組を眺めて笑い、そうでない時には電話にて知らせが入ったりしてた。
そんな結果、いつの間にかとんねるずファンに…。
ちなみに俺は木梨のファンだ。あの引っ込み思案な素振りが自分に似ている気がする。


最後は『ごっつええ感じ』
観始めたきっかけは覚えていないが、やっぱり幼馴染が関係していたと思う。
たぶん、俺との強い繋がりは『今田耕司』だと思う。漢字合ってる?
俺に凄い似ている人が居るから観て! とか、そんな話。しらねーよ。

まあ、『観て』という願い出た言葉を自ら裏切り、俺の部屋に乗り込んできてゲームを中断…というか、強制リセットされ、チャンネルを合わせられる…。あの…、セーブくらいしたかったんですけど…。えーと…、4時間……。

登場人物の多い番組に『今田耕司』を知るのに四苦八苦。まあ、回数をこなす事で理解できたわけだが、似てるかな〜!? って言うのが率直な疑問だった。

でも、似てる説は彼女だけの話の留まらず、名声が上がるほどにクラスメイト、旧友、会社同僚…と、よく例えられ、数回ほど本人と勘違いされ距離を開けて後を付けられたり、サインをねだられた事もあった…。
勘違いする相手と言えば、みんな女性。今田は女に人気があるという事を理解するが、それにしても標準語と関西弁の違いも見落とすほどに似ていたという…。

余談だが、数年後にホームカメラで撮られた自分を観た所、確かに似ている部分が多くて驚いた…!

まあ、そんな理由はさて置き、『ごっつええ感じ』は当時としても毎週に楽しみにしていた番組だったな。野球中継の延長の果てに放送中止が決定された時には静かな怒りすら覚えたよ。

そんなある日、深夜業務に勤しむ中、友人から珍しく着信が。
仕事中に電話される事を嫌う性格を知っている友人からの着信だったので、緊急事かと思って取ってみると、確かに緊急だった。

『おいてぃーの! ごっつええ感じが終わっちまったぞ!』

という報告…。そりゃ緊急だ。仕事どころではない!!
彼もまた、俺のテレビに興味が無い性格を知っている一人で、彼の中では『ごっつええ感じ』は共通する話のネタとして貴重な番組という認識があったのだ。

俺は仕事なのでリアルタイムでは知らなかったが、どうやらダウンタウンが野球延長の果ての放映中止に腹を立てたらしく、今後の番組出演の一切を断ったとか。
そうだよな。視聴率が全てと言われるテレビ業界だが、各番組も一生懸命仕事をこなす事で収入を得て、名声を高める努力をしているんだもんな。
それが人気ある番組の延長の影響で努力を無しにされちゃ、誰だって怒るわな。

まあ、こんな3つの番組だ。俺が熱を入れたのは。

その後から今に至るまで、これといった生活の一部と化した番組はない訳だが、その中でも珍百景は面白いかと思うんだな。

他にこれまで見た番組はそんなにないが、縁あってかオタク関係に恵まれた期間があり、頼みもしないのにアニメDVDがひたすら増えた時期があったっけ。

アニメって不思議だよね。
第一話はほとんど興味が無いって言うのに、三話ほど続けて観ると先が気になっちゃうんだもん。
最終話の頃には物寂しさすら覚えるよ。

ところで、どうしてアニメキャラの女の子って、みんな美人で理想スタイルなの?
そしてどうして、アニメキャラの男性って、ああも女に興味が無い性格なの?
一言に異常でしょ。
何でもアリのあんな世界のあんな女を目にしたら、俺なら襲うね。間違いなく。


《ちー+! 108》

第一章 仲間たちとの行進曲 3-70

【拠点ネメス・ネメス城下町北区域】
『ネメスのあくび』

『バカか、おまえさんは?』
 まさかまさかのボーセスの返答に、チータスは次に取るべき行動や返答が思い浮かばず、ただただ頭が真っ白になった感覚だけを知った。
 いつもなら即座に出てくる言葉どころか思いすら浮かばず、厳しい中にもどこか笑いを含めたボーセスの目だけを凝視する。
(な…、何なの? あたし…、なんか失敗したっけ…?)
 ようやく出て来た思いは自問自答。…しかし、それすら『自答』には程遠く、届く気配が無い。
 当然である。ボーセスはこうなる事を知った上でクエスト依頼を選別し、意図的に冒険者の世界を知る訳もないチータスに運ばせたのだから。


「あ〜あ、やっぱり説教タイム突入だな…」
 こちらでも先の展開を予測し、それが的中した事を知る人物が1人。
 チータスに自らの思いでクエスト依頼を選ばせ、ボーセスに運ばせたアキである。
「『説教タイム』? 何かあったんですか?」
 意気揚々とボーセスに向かったチータスの様子が、急に硬直したように見えたのが気のせいではない事を知ったナルミは言葉の主のアキに尋ねた。
 今や視界のチータスはと言えば、反論も出来ずにボーセスにあれこれと言われている様子ではあるが、色々と言葉を繋げているらしいボーセスの声はまるでこちらに届かない。
 多数の人物が行き来する中で他人に漏れないように、それでも本人にはしっかりと言葉を掛ける技はボーセスの得意技であり、こんなやりとりをする事で特定の対象に『伝えたい事』をしっかりと伝え切り、その上で無関係者の関与を一切避けるといった、ボーセスの思いやりとも言える技だろう。
「まあ…、いつものボスからじゃ想像出来ないキツイ話が多いからね。…でも、ボスはボスで、ネメスのあくびに足を運ぶ全ての冒険者が心配なんだよ」
 既に何度も同じ光景を目の当たりにしていたアキだが、そう言うアキでさえも、このギルドに来たばかりの頃には当時のボスに散々ダメ出しだれたものだった。

 どんな理由があるにせよ、誰でもクエストの依頼を受けるには『初めて』という時がある。そして『初心者時期』。
 一言には冒険者と呼ぶにも未熟な人物を指すわけだが、クエストに赴けば少なからずの危険性は生まれるもので、場合によっては命の取り合いになる事も珍しい話ではない。その相手がモンスターであれ、害獣であれ、人であれ…。
 そんな危険との鉢合わせを承知で冒険者は依頼を受け、そして仲介主のボーセスは依頼を任せるわけだが、信頼性や売上以前の問題として、ボーセスは個人的に知り合った人物が傷付く事態を常々警戒し、そして可能な限り引き離しているのだ。
 その甲斐あってか、ネメスのあくびは他のギルドと比べても明らかに常連客が高確率で集い、それと共に印象が良く、クエストの結果から出る負傷者や死者も少ない所としては非常に有名だった。
 もちろん、そういった話は噂程度にボーセスも理解しているが、だからと言って鼻に掛ける事も出来ない。
 なにせ、ボーセスの考えは冒険者への安全の保持に傾く傾向にあり、大きかろうが小さかろうが『怪我人』の出現の時点で理想からは程遠いという思いがあるからである。
 安全を重視するスタイルに対して質問を受ければ、ボーセスはいつでも『冒険者が減ると売り上げが減る』というような事を口にするが、もともと厄介事を引き受けて報酬を得る冒険者に本音を打ち明けてもせいぜい笑い話になるのが関の山でしかない。
 ならば、向う見ずの無茶な冒険者や、人の忠告に耳も傾けない冒険者は、互いに馴染まない内に追い払ってしまった方がボーセス自身の心身の為でもあるのだった。
 見るからに弱そうな冒険者が得体の知れない依頼を引き受けようとした場合、ボーセスは遠慮なしに相手に対して、そして依頼内容を比較した上で遠慮なしに思った事を口にする。その際、相手がどんな反応を示そうが気にはしない。
 言う事を聞きもせずに途中で怒ったり店を飛び出しまう相手であれば、その時点でその冒険者には死の兆候が大きいと判断出来る。
 依頼のほとんどは依頼書面上と、ある程度の知識を持つギルドマスターのボーセスからしか入手できないため、いわば前座となる忠告すら聞く事が出来ない冒険者が内容をきちんと理解出来るかどうかを考えれば、答えは必然的に浮かんでくるものである。
 そして、今回のダメ出し対象はチータス。更に数分後には、自分の未来を知る訳もないナルミと順番が続く事になる。
 誰もが通る道と言えば大袈裟かもしれないが、苦言にも似たボスからのダメ出しを受けない人物なんてものは、ごくごく少人数に限られる。
 その少数とは、ボスとの付き合いがもともと長い人物や、その関係者…といったところだろうか。さしずめ、アキの知るメンバーの中では、その親との交流が長く続いているタバチくらいなものだ。
 もっとも、タバチの場合は荷物運びの為の冒険者同伴という話であり、それ以前に操獣士(そうじゅうし)であることから操獣術にも長けている事を知っていたため、まさか自らが戦闘に加わるとはボーセスも考えていなかった事だったが。
 当然、それを知ったボーセスはタバチを泣かす勢いで猛烈な説教をした事も、その場に偶然居合わせたアキは知っていたのだ。
「懐かしいなあ。私も散々ボスに言われたからなぁ…」
 今や縮こまるばかりのチータスの後ろ姿を目にしつつ、いつの頃かの自分を思い返すアキは言い、タバチもそれに続く。
「それだけしっかりと心配されていたって話なんでしょうね! わたしもボロボロに言われましたよ! アキさんに逃げられたあの日に!」
「それ、いま思い出してたよ。店が大変な事になって…。まあ、私は何もしてあげられなかったけど…」
「仕方ありませんよ! あの時点ではまだ敵同士なんですから!」
 いつの間にか思い出話に花が咲き始める。

「……………」
 向こう側で一方的に何かを言い続けるボーセスと、それに頷くばかりの珍しい姿のチータス。
 そして反対側には、どうやらかつては敵対関係にあったらしいアキとタバチの楽しげな思い出話。
 更には周囲を見渡せば、5人ばかりの眠り続ける、自分たちには無関係の冒険者のそれぞれの姿…。
「…………(へんなの)」
 全てが他人事のように感じるナルミは、そんな一言を思いつつも、今は貴重なチータスの後ろ姿を見続ける事に専念したが、その思いはと言えば単に珍しいからの一言に尽き、チータスに対する心配めいた考えは何一つ持ち合わせなかった。
(泣いちゃったりして…)
 …いや、どちらかと言えば、やや楽しんでいるようでもある。


《あとがき》

背中の痛みがだいぶ和らいだけど、動く度に思い出す痛みはなんとも…。
肉離れとか言うヤツなのかな?
スポーツ系統はさっぱりな自分なので、この症状の理由はわからないけど、とりあえず痛い事だけは辛うじて分かる。
それにしても息も吸えない痛みって、けっこうしんどいね。

実写のテレビはともかく、アニメや漫画って、考えてみると制作者の理想が浮き彫りになっているんだね。
日ごろから『女性キャラ』と『男性キャラ』の格差は気になっていたが、作者に男性が多い所から考えると、なるほど、女性優遇になるわけだ。

それにしても様々な女性が身に着ける衣服…。あのピッタリ加減さはどうなの?
ライン重視は分からない訳でもないが、ラインそのままというのは現実から随分と逸脱していると思うのだが…。

あと、女性の裸体はOKでも、下着姿がNGという所も今ひとつ分からん…。俺の視野の問題でもあると思うのだが…。

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