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2019年03月10日12:12

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公立福生病院

管に繋がれた寝たきり無意識患者と一緒くたに「延命治療」呼ばわりされては、透析で何年も生存している意識のある患者は生きた心地もせんだろう。先生方は、「死ぬ権利」と「死なせる義務」を混同せぬように。

シャント再建が困難な場合には腹膜透析という対案があることを、この病院は云わなかったそうだし、透析患者が33万居るとか、医療費の増大とか… 役人や政治家が云いそうな台詞を、人を助けるのが仕事の院長が吐く…というのも強烈な違和感。しかも、最新の犠牲者(≠患者)以前に同じ手口で20人ヤってしまってる。

私事ながら、妻の長兄は週数回の透析のための通院中、バイクでこけたのが元で亡くなったけど、その事故が無ければまだ生きていたはず。三男の奥さんも透析歴十数年。余命あと何年とは聞いてない。妻が子供の頃は保険加入できなかった在日コリアンの学友は透析受けられず夭折した。妻の従姉は、高額の透析費用を母親が入院付添婦のバイトで工面してくれたので生き延びたとやら。

透析は生か死か二択の究極医療ではない。透析が無意味な「延命治療」なら臓器移植は全て無意味な延命だろうに、そっちは良いのか?

ちなみに、現在、腎不全患者には障害者手当が下りて透析費用ほぼ無料とか。それ故に全国で33万人にまで増えた「無意味な」(と言いたいんだろ?)延命治療対象者数を、この病院は問題にしているらしいのだが、そういう話題を持ち出して自己正当化しようとするところが、そも医療従事者としておかしいのではないかと。

しかも他院なら助けられたであろう命を、この病院は積極的に見捨てている。患者には死ぬ権利があることをインフォームし、コンセントを得る義務が医師にはある!と云わんばかりじゃないか。これを弁護できる人達の感性が不思議だ。

インフォームド・コンセントの手続きを踏んだと云い張るためには、腹膜透析の可能性があることにも触れた上で、本人と夫の承諾を得ねばならなかったが、どうやら、その選択肢は開示しなかった。

そもそも治療停止「承諾」もおかしい。患者の側から「非導入」を申し出たが、後日、マスコミにばれて安楽死だの自殺教唆だの自殺幇助だの問題視されるのを嫌がった医師が、実に浮かない顔つきで「承諾書」を取るのが筋なのね。医者が患者に死ぬことを奨めて承諾書を取るなんてあり得ない。

結論。
公立福生病院は、「尊厳殺」…すなわち「無意味な延命の回避」を言訳に合法的な殺人を行うことを躊躇わない究極の国策病院と見える。

--- 透析中止、院長が容認 女性死亡「意思を複数回確認。適正な医療だ」 (毎日新聞 - 03月10日 05:01) http://mixi.at/a50PERG
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