何が問題？

■透析中止で死亡「密室で独断専行してない」　病院が反論
(朝日新聞デジタル - 03月08日 20:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5529940

「梅宮辰夫が透析導入」というニュースとほぼ同時に来たニュース。
うーん、透析を中止するならホスピスへ移れば問題なかったのに、という率直な気持ち。

コメンテーターが「高齢者ならともかく、44才は若すぎる」などと言っておるが、それこそ高齢者は死んでも良い、ってことか？そっちの発言の方が問題だと思う。

実は小猿（20才）も20才の誕生日を迎えた後の最初の外来で医局長から
「成人したので、これからは治療方針は自分で決められます。これからは治療中止という選択肢もあります。」と言われたので、一瞬焦ったものの、まぁそうだよね、と思った。
癌治療なんかでも、治療の選択肢があり、治療しない、って選択肢もあるからね。同じじゃない？と思った。

今回の44歳の女性は、透析中止で尿毒症で苦しかったと思う。ホスピスで苦痛をしっかりとってあげれば、安らかに旅立てたと思う。
またご主人もストレスで倒れるほどだったから、妻が希望通りに安らかに旅立てたのなら、夫の反応はまた違ったと思う。

私の母も心停止後、看護師がすぐ蘇生を始めたので、お断りした。
看護師は「良いんですか？」と1回聞き、すぐ手を止めてくれた。
母は苦しみから早く解放されることを望んでいたので、それでよかったと思う。