『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『サムライマラソン』『ファースト・マン』

＜以下、ネタバレあり要注意＞




























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『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』＜ ☆ × 8 ＞


全体的に明るいテイストでるが結構ストレートな闘病物でした。
俳優陣の演技にガッツリ泣かされる。
もう病人に「がんばって！」「生きていて欲しい」なんて声掛けられない。



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『サムライマラソン』＜ ☆ × 1 ＞


あぁ、早くも今年ワースト決定かも。
設定、脚本、選出、どれも酷い・・・・。
人物描写が浅く誰一人感情移入出来ないままアホらしい話が続く地獄。

国同士の大事な交渉が砂浜。
藩主の思いつきでマラソン大会が告知の翌日開催。
姫の男装に気がつかない周囲の人々。
謀反の疑いありの知らせに幕府が送り込んだ刺客がたった数名。
時間的に辻褄が合わない幕府から隠密への指示。
・・・・なんじゃそりゃのオンパレード。

芸達者で豪華な俳優陣を投入しても脚本が悪けりゃすべてが台無しになるという
とても残念な作品。



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『ファースト・マン』＜ ☆ × 8 ＞


狭い視界、静寂と軋む機械の音、
デイミアンチャゼルの変態性炸裂。
閉所恐怖症が見たら確実に狂い死ぬ。

ウェットでドラマチックな方向に針を振らないヒューマンドラマも好みだし
ファンタジーではなく現実世界と地続きの”宇宙旅行”の演出は本当に見事。
個人的にリアル系宇宙物では断トツ。