mixiユーザー(id:10827658)

2019年03月07日09:08

170 view

透析中止、患者死亡 東京の公立病院

 今朝のニュースで最初に目に留まったのは、タイトルの「透析中止で患者死亡」
でした。患者が透析が辛いから、中止を希望し、亡くなったという記事です。
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&id=5527007&from=home

 腎不全の患者が末期になると、生きる方法は、人工透析か腎移植、この二つしか
ありません。埋め込み式の腎臓は、まだ開発されてないので、透析器のチューブに
患者の血管を繋ぎ、本来なら膀胱から尿で出る水分と血液中の老廃物を除去します。

 腎移植は、人工腎臓ならぬ本物の腎臓なので、移植すれば元の暮らしに戻れます。
しかし、透析中の患者が、それを中止すれば、苦しい上に1週間で亡くなるとは、
初めて知りました。災害などで、施設も壊れ 交通も遮断されたら、本当に生死に
関わると、改めて思いました。

 しかし、透析だけで35年生きている人もいます。経費は殆どタダですが、年間、
約600万円が健保負担です。で、長生きしてるから 普通の人と同じ暮らしをエン
ジョイしてるかと言うと そうではありません。週三回、透析の機器に繋がれベッド
に寝たまま血液を綺麗にします。それが、毎回 4〜5時間かかり、通院時間も
あります。人によっては、透析後の疲労や体の痒さとか弊害もあります。

 第一 それだけ時間を拘束されたら、通常勤務は無理です。結婚しかねるかも知れ
ません。友人は結婚してますが、透析後はフルマラソンしたぐらい疲れるそうです。
家族への皺寄せも、色々あるでしょう。透析を やめたくなる人の気持ちも判ります。

 
 今回の問題は、調査が入るようですが、透析患者が30数万人もいて、臓器提供が
年に100例もない日本では、家族間の生体腎移植に頼るしかありません。
 でも、家族や親族から健康な体を切り開き生きてる腎臓を貰うのは、そんな簡単は
ことではありません。上げると言われても、ドナーの腎臓が一つになる事を考えれば
気軽にホイホイ貰えるものではありません。


 こんな時、癌で廃棄する腎臓を貰えたら、修復して移植できるのです。おまけに、
何の気兼ねもナシで、享受できるのです。厚労省が禁止している修復腎移植を、
1日も早く解禁し、保険適用でその腎移植が実現出来ますよう、再度、再度、再度、
厚労省の扉を叩いて、祈らずにはいられません。
5 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する