「教会は万能だ。何でもできる」
2001年7月、ボストングローブ紙に新たな局長バロンがやってくる。彼は、ボストン教区のカトリック神父ゲーガンが小児虐待で子供たちに訴えられた事件に注目した。大事件のはずなのにグローブが小さく扱っているのを不思議に思ったバロンは、裁判所に証拠開示請求を提出。そして編集局長ブラドリーの頭を飛び越え、記者ロビーを呼んで記事にできるかと相談する。ロビーはグローブ紙内の独立取材チーム〈スポットライト〉のリーダー。彼は早速チームメンバーのマイクやサーシャらを動かし神父の性犯罪事件の洗い出しを開始。その結果、ボストン市内に何と小児レイプを行った神父が13人もおり、それを枢機卿ロウが把握していながら神父らを他地区に転属させて事件を揉み消していた事実を掴む。ゲーガン事件の被害者から壮絶な実態を聞き出したマイク。被害者の会が弁護士に騙され裁判すら起こせないようになってしまったことを知るサーシャ。カトリック教会の大きな権力を実感し憤るロビー。彼らの正義感からくる取材からとんでもない事実が明らかになっていくが、9/11の同時多発テロの影響で取材がストップしてしまう…
「スポットライト」。実話ならではの重み、テーマの面白さ、キャストたちの魅力から言ってもオスカーは納得。マーク・ラファロとレイチェル・マクアダムス、マイケル・キートンのアンサンブルは素晴らしかったですねぇー。ハワード・ショアの地味なピアノスコアも雰囲気に合ってました。
ログインしてコメントを確認・投稿する