よたよた日記６２「元号は安心」

■「明治」はくじ引きで決定
(時事通信社 - 03月02日 08:01)
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「新元号の発表時期が近づいて政権中枢での『駆け引き』も活発なようだね」
「明治の時は天皇の『くじ引き』で元号が決まったみたいだが今回はそうもいくまい」
「そろそろ最終候補案が絞られてきた頃でしょ？」
「そうだな、おおよそ１０案ほどが残ったようだが、問題はこれからだろうな、一つを決める決断が大ごとだ。国民からの注目も高いし政権と皇室との関係性が問われるマターだからな」
「で、ご隠居はどう見てるの？」
「おそらく官邸内部では大きな対立が起きて、今は『綱引き』の真っ最中じゃないかと睨んでるがな」
「ふ〜ん、官邸内で力比べが行われてるってこと？」
「そうだな、今の官邸には実は二つの勢力が拮抗している」
「ほう」
「一つは新元号に『安』の字を入れたい秘書官派ともう一方は新元号に『晋』の字を付けたい補佐官派だな」
「そうなんだ、官邸何部も決して一枚岩じゃないんだね」
「当たり前だ！主導権争いはお前の家にだってあるだろ？権力と金が集中した政権中枢ならなおさらだ」
「そういうもんなんだね」
「で、現在は元号をめぐって瀬戸際の『綱引き』が行われてるってわけだ」
「そういうことか、おかげでだいたいの状況はわかったんだけど、ひとつだけまだわからないことがあるんだけど？」
「どういうことだ？」
「今、ごご隠居は『綱引き』っておっしゃったけどその綱引きって、ただ単にどっちか片方に綱を引いてるだけだよね？」
「、、、頭の悪いお前でもそれくらいの絵面だけは想像できるんだな」

明日は先月亡くなった叔父に線香をあげるため京都への一日上洛に出かけることにした
雨が上がってくれればありがたいが