両親の場合

約10年前に亡くなった父も、母にはちゃんと給料明細を見せてなかったらしい。

公務員だった父とピアノ講師だった母が結婚した当初は、母よりも父の月給が少なくて、結婚と同時に仕事を辞めた母は「これでやり繰り出来ないかも」と思ったそうです。
義母から結婚後は仕事を辞めて欲しいと言われて辞めたのですが、生活が苦しくなると思い、またピアノ講師の仕事を再開したそうです。
私が中学生になる頃には、引っ越しや生徒の数も減った事もあり、母の仕事は無くなりました。
もしかしたらその頃になると、段々と父の収入も増えてきてたのかもしれません。

父の給料は銀行振り込みで、母がその口座から生活費に必要な分だけ下ろして使ってましたが、後年父はまた別に口座を作り、給料の一部を別口座に振り込まれる様にしていたみたいで、その口座のお金は父のお小遣いとなっていたとの事。
母は、父の給料の全額を知らずに、父が退職するまでそんな感じでした。

母はその当時、私に文句を言ってましたが、今となってみると、父も色々とお金が出ていく事が多かったから仕方ないのではと思います。
一般企業でもそうだと思いますが、役職がついたり上の立場になると、色々と仕事絡みの付き合いなどで食事会や飲み会が増え、その会費は当然自分もち。
企業なら、場合によっては経費に落とせるかもしれませんが、公務員なのでそうはいきませんよね。
職場内での飲み会も、当然多く出したりしなければなりません。
その度に母に言って、小言を言われながらお小遣いを貰うよりも、予め自分の為に別の口座に振り込ませていた父は賢かったかもしれませんね。

まぁ、公務員だと大体の給料は調べれば分かるのですが、母は世間知らずなところもあるので知らないし、調べようともしませんでした。
それで私に愚痴っても仕方ないのになぁとも思います。

私はまだ未婚ですが、同じ公務員のツレも役職についてるので、出たくもない飲み会や会合で高いお金を払わなきゃならないから嫌だと言ってます。
何だかんだで出ていくものが多いのです。


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(ママスタジアム - 03月02日 13:01)
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