歳を取ったせいでしょうか、時々、昔のことを思い出します。
武蔵工の一年生の時、寮におりましたが、和室の一部屋に4人居た中に私と同じ三条出身の人が居たんです。
彼は小中高校とも一緒でしたが、一年先輩でしたので顔はよく知っていましたが、話をしたことはありませんでした。
彼は病気で大学受験が出来ず、一年遅れて私と同年になったんです。
当時、彼と話しをする時は、三条弁丸出しになっていたんです。
ある時、校内で二人で立ち話をしていたら、二人共知り合いの二人連れが脇で話を聞いていました。
「お前達、何語でしゃべってんだ。」と言うんです。
「あれっ、意味、解らない?」と言ったら
「まったく、解らん。」と言われました。
私が東京生活をして来たのに、今でも訛りが抜けないのは、東京で彼と一緒だったからではないかと思っています。
今は、彼とは滅多にしか逢いませんが親友です。
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