「数字が支配する世界を超えること考える事ができるのか?」という命題があったとする。
たしかに数字が世界を支配するが、その数字を認識する人間の能力はどうだろうか?
全ての数字を把握してラプラスの悪魔のように振る舞えるだろうか?
そこに認識の常識を打ち破る鍵がある。
そう。人間は完璧ではないのだ。
例えば -7÷2= を考えてみよう。
答えは -3.5 だ。
もし小数を使わず あまり を求めるとしたらどうだろうか?
-7÷2= -3 あまり-1 なのが一般的な数学のルール上の答え。
だが、-4 あまり1 が成立する。
それどころか -5 あまり3 も -6 あまり5 も成立する。
その数字を自分がどう認識するかで、他者との常識や共通認識(先の例だと -3あまり-1)を超えた理解や状態を持てる。
むろん辻褄があう認識でなければ狂人の妄想だし、論理に間違いがあれば価値はないが。
数字そのものを超えることはできないが、いや数字はツールであり状態評価なので超えるという概念が適用できないが、支配する状況を超えるのはそう難しい事ではない。
そういう屁理屈のおはなし。
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