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2019年02月14日05:16

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午前零時のシンデレラ

今朝ほど先日録画しておいたNHK「ひとモノガタリ」を観た。朝から魂が震えた。
副題が「それでも挑み続ける 白血病と闘うJリーガー」とあり、2年前に白血病に罹患したもののたゆまぬ努力でそれまで所属していたアルビレックス新潟のピッチに今春戻ってきた早川史哉選手の物語である。いやすごいと思った。
ともに闘病中の病院では自分のファンであった中学生の女の子に励まされ、またその子との永遠の別れを経験するなど想像を絶する過酷と闘いながらの復帰であり涙を誘われた。

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命の重さ大切さを改めて知りメンタルが強くなって帰ってこられたと早川選手の前向きな言葉に僕も勇気づけられた。この番組を昨日日本中が心配した池江璃花子選手が観ているといいなと思った。大きな励みになろうと思う。早川さん、池江さん。完全復帰を祈っておりますよ。
それにつけてもまたも腹立たしいのがこいつだ。

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桜田五輪担当兼サイバーセキュリティ担当大臣だ。池江選手の重病に対して「がっかりだ」だの「五輪人気が下火にならないか心配だ」だとかほざいたとあり呆れるばかりだ。
こいつ以前から失言やら職務怠慢が多く問題視されており過日の僕の日記では閣僚はおろか労働者としての資質にも欠けると書いた。「国民に寄り添ったサイバーセキュリティ」だの閣僚就任時の「安倍首相のために努力します」だのまったく世間の常識から乖離していたが、今回の発言により閣僚はおろか人間としての資格も欠落していることが判明した。

もうこいつ何の役にも立たないどころかむしろ邪魔なので、どこぞの製薬会社の実験室にぶち込んでモルモットの生体実験同様に献体で使いつぶしてやるのが妥当と思う。
僕が元首であればこいつとうに罷免だ。まったく安倍も揃って与太郎以下である。

一冊読了した。鬼才岡崎京子先生の問題作「へルター・スケルター」だ。
先日の日記にも読書中のおりに書いたが全身美容整形で武装したサイボーグスーパーアイドルの狂乱と破滅の物語だ。最後どうなってしまうのかと久々にドキドしながら読んだ。
いやもう凄かった。悪徳美容整形外科のブラック資材調達やブラック施術。常に滅びのそばにあるヒロインの薬物オーバードーズとご乱行。側近に強制の犯罪や性奴隷などもう無茶苦茶でありながら物語は破綻せず冷徹に粛々と描かれているさまに岡崎先生の異能と非凡を感じただただ恐れ入った。そして遅くなったがたいへん面白かった。

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テーマのひとつに描かれていたのが人気アイテムの消費だ。アイドルやスーパースターと持ち上げられたところで必ずそれには終わりがありいつかはフェードアウトする。それまでの短くもはかない刹那のその一瞬だけでも見事に咲き誇ろうとする花たちの虚しさ。
そしてそれらを消費する世間の移ろいやすさの残酷。悲しくばからしく思いつつもそこに人の営為に込められた思いの尊さを幾ばくか感じ読了後の気持ちはちょっと複雑な思いを得るに至った。

いや岡崎先生はもう20年も前にこんなすごい作品を残していたんだね。リアルタイムで読めなかった過去の自分を呪わしく思ったし、いまだに古びない同作の力に恐れ入った。
普遍性のひと言では片づけられないむしろ時代や流行との無縁をも感じた。
これ今の若い人にも読んでほしい作品である。僕はブックオフでなんと360円の安値で手に入れた。これ新刊で買って読んでも損はないと思います。
あと映画だ。沢尻エリカ様の主演の映画をぜひ観たい。ツタヤで再契約しないとね。

そして岡崎先生だ。交通事故後いまもリハビリ中とあったが、相手の車は飲酒運転だったんだね。許せんなあ飲酒運転。岡崎先生が健在だったらまだまだ問題作が上積みになっていたはずだ。その才能が惜しまれます。先生、リハビリ頑張ってください。

昨日の徹子の部屋はあのフィギュアスケートの渡部絵美さんと女優の東てる美さんであり20年来の友達とあった。お互い独り身であり支えあっているとあった。
渡部絵美さんで思い出す逸話がある。現役選手中太りやすい体質だった絵美さんは厳しい食事制限を施され、朝食は紅茶にヨーグルトと野菜サラダだけでそれがたいへんひもじかったためにコーチである母親の目を盗んで菓子パンを買い食いしようとしたらそれがバレて挙句監禁されてしまい部屋でひとり大泣きしていたとあった。アスリートはそんなことまでしなきゃならんのかとその話聞いてビビったものだった。

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いまは絵美さんふくよかでなによりである。過食はいけないけどやっぱり食べたいもの食べるのが健康の第一義だと思いますよ。僕食いすぎだけどね最近((+_+))。
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