中学校一年生の時に
クラスで大流行…
いや、厳密に言えば
クラスの男子で大流行したのが
唾風船でした(笑)
唾風船?
なにそれ?
読んで字の如く
唾で作った直径1cm足らずの風船を
「フッ」と飛ばして遊ぶのです
もちろん簡単には作れませんが
口笛同様、練習してれば
いつの間にか飛ばせるようになります…
でも文字通り風船のように
てか、風船やけど
どこに飛んでゆくか解らんから
例えば前に座ってる女子の肩に着陸して
嫌われたりするのも日常でした…(笑)
さて、物語はここから始まります!
あれは確か中学生になってすぐの6月か7月やと思います
既に唾風船は大流行してました!
その日の夕方
野球部の練習を終えて帰ってきたワシは
短パンとブリーフを膝までさげて
エアコンもない二階のクソ暑い部屋でオナニーをしていました(爆)
練習で疲れ果てていようとも
うだるほどクソ暑くとも若い男の子の性欲は
とどまる所を知りません!
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
ううう
出る
果てました(笑)
と、その時、階段をドタドタドタドタと上がってくる音が聞こえてきました!!!
慌てて「平凡パンチ」のエッチなページを閉じ
丸めたティッシュをゴミ箱に隠蔽し(笑)
「短パン&ブリーフ」をまとめて穿こうとしたけど
ただでさえ暑いのに
ハッスルハッスルしたところなんで
汗ばんで汗ばんで「短パン&ブリーフ」が上がりません!
足音はもうすぐそこまで迫ってきています!
「ダメだ! このままでは短パンもブリーフも共倒れになってしまう
ええい!ままよ! (ママだけに(爆))」
と、もう短パンはあきらめて
ブリーフだけを何とか穿く事に成功しました…
が… そこまでです!
襖を開けたおふくろが怒鳴りました
「晋也! 早よ お風呂入りや
」
おふくろの目に飛び込んできたのは
ブリーフ一丁で短パンだけを膝に留め
体育座りしてうつろに唾風船を飛ばしているワシの姿でした
「お前、何しとんねん?」
「ん?…………………………… 唾風船」
木亥火暴
つづく
ログインしてコメントを確認・投稿する