mixiユーザー(id:26523738)

2019年02月12日22:38

100 view

《おバカドライブ》《ちー+! 095》

《おバカドライブ》

8年以上ぶりか? 本格おバカドライブ。

前回は誰だっけかな? 姐さん? 暁? ユッちゃん? もはや明確ではないが、このうちの誰か…。だと思う。自信が無い。

話していて喉も渇きを覚える会話は本当に久しぶりで、酸欠気味か、眩暈を覚える会話とは人生有数…。そしてその度合いがこれまでに無い重さがあったが、これは疲れというよりは年齢的問題と思われる。悲しい事だ。

進行ルートも気合が入り、というか入ってしまい、8目盛りのガソリンメーターが3目盛りにまで…!
行き先は俺にすら判らず、両腕にも分からない。気付けば海に行ってたり山に行ってたり田舎に行ってたり…、走行距離は単純計算で60×2と45×2といったところか?

散々笑って全身筋肉痛。
笑いあり、怒りあり、会社の様々な問題や、ここまでのいきさつ、現在の状況と更なる改新など、濃密過ぎた内容だ。

気付けば過去の会社を例えとした実話や、なんだか知らんがエロ話。
途中でトイレ休憩を挟んだものの、連続運転時間は5時間半。

過去3番目に長い時間となった。

あー…、変に疲れた。でも、悪くない疲れだな。

彼女を返した時間は3時半過ぎ。
時間が余ったのでパチ屋直行。
疲れて集中できず、1000円程度儲けて帰って来た本日でした。


《ちー+! 095》

第一章 仲間たちとの行進曲 3-57

【拠点ネメス・ネメス城下町北区域】
『ギルド ネメスのあくび』

「…結局、そのユーツンノートっていう、さっきの人は見付からなかったの?」
 ボーセスの話が途切れた頃、チータスが先を促す。
「まあ、ご覧になった通りだ。見付かれば問答無用で教会に連れ戻され、キツイ禁固刑にあった後、ガンガンの監視付きで月日を過ごす事になるからな。アイツがこうなったのは、ある意味では俺の責任なんだ」
 ボーセスの話は続いた。

 ここ、ネメスのあくびは軽食店とギルドを併用した広い部屋とは別に、現在の居住用の幾つかの部屋に分かれているが、実はそれだけではなく、壁を隔てた向こう側に、にかつての経営者の自宅が存在するのだ。
 教会の脱走者となったユーツンノートは偶然、当時空き家となっていたネメスのあくびに隣接したその家に忍び込み、そこで身を潜めていた。
 食料に関してもこれまた偶然で、出入りは出来ないが隣のネメスのあくびの厨房と隣接した壁の一部が壊れており、その壁の向こう側には残飯となった食材のゴミ箱が設置されていたのだ。ユーツンノートが厨房のボスの隙を見て手を伸ばし、それを食べる事で生きながらえていた事は簡単に想像がつく。
 教会の捜索は数十日間展開されたのち、生きた本人も死亡した本人も見付からない事から、『どうやら誘拐されたらしい』という見解で捜索を終了したという。
 ユーツンノートを発見したのは捜索が打ち切られてから更に数十日が経過した頃で、第一発見者は当然ながらボーセス。残飯入れのゴミ箱の中身を交換しようとした際に、向こう側からユーツンノートが残飯を漁るために手を伸ばしていたらしく、その手がボーセスの右手首を掴んだのが発見の原因だった。

「あの時は心臓が飛び出る思いだったぜ。作業台で見えなかった壁の穴にも気付かなかったが、そんな所から『手がにょっきり』だからな!」
 観念した渋々な口調はいつの頃からか笑いながらの話に変化しており、今では先を続けたがるボーセスの話にナルミが割り込む。
「教会に連絡はしなかったのですか?」
「バカ言うな。本当はそれが正しいんだが、時間が開き過ぎた上に俺の所有物件の中に潜んでいたとなれば、場合によっては俺がかくまっていた様に思われるだろ? おまけに俺が出した物を食べていたわけだからな! 外に出る条件を満たしていない教会の人間と関わる事は大問題なんだ。そのほとんどは人身売買に使われるからな。下手すりゃ俺が捕まるし、場合によっては見せしめの死刑だ」
 もはや興奮気味のボーセスだが、そんな自分自身に気が付いてか、ひとつ咳払いをすると落ち着きを取り戻して口調を戻す。
「…まあ、なんだ、話は行き過ぎちまったが、ディネス教会の人間が数十日もここいらを人探しにうろついた様子がある意味で異様でな、『変な噂』ってのは全てが根も葉もないデマでしかない内容だが、そんなものが城下町全体に流れちまったのさ」
「ふーん。脱走者ねぇ…。さっきの人、とてもそんなふうには見えなかったなぁ。妙に堂々としていたっていうか…」
「…まあ、考えようによってなんだがな、実は当たり前の話なんだ」
 またも疑問を覚えるチータスにボーセスは切り返す。
 ディネス教会で生活を送る多くの孤児がその敷地を出られないという事は、敷地の外を歩くユーツンノートを目撃する事も無いという事を意味しており、捜索が打ち切られた時点でユーツンノートはほぼ自由の身となっているのだ。
 もちろん、教会からは何らかの理由で許可を得る人物が出入りしているが、教会の関係者を意味する専用の修道衣は遠目にも非常に目立つため、発見した際の回避が容易なのだ。
「まあ、そこはボスの入れ知恵って所かしら?」
 意地悪っぽく言葉を挟むアキ。
「仕方ないだろう。本意ではないにしても、あそこまで不利な条件が整っちゃあ意地でも生きてもらわなければ困るからな。第一に後味が悪い。アイツに関しちゃ、今や味方に付いてもらってこその我が人生の確保だ。…まあ、もっとも…、あの頃に比べりゃ随分と成長して大人びたからな。教会の連中がアイツを見ても気付かんだろうが…」
 過去の幼いユーツンノートと現在のユーツンノートを比較してか、ボーセスは諦めにも似た吐息をつくと、カウンターの下に残っていた葉巻に火を点けた。


《あとがき》

おバカドライブ終了後の筋肉痛がけっこう効いてる。
そんな風になるドライブも考えものだが、まあ、楽しいものは仕方が無いやな。
それにしても話していて思ったのが、『若さが減った』という事かな。
話し続けるなかで不意に学生時代の『持久走』を思い出していた。
あと、『長距離水泳』。
もはや話すことそのものが運動に感じるという事か。じいさんばあさんが興奮じみた息つきで物事を話す場面をたまに見かけるが、あれは興奮しているのではなく、肺活量の問題なのでは? …と、感じた本日…。

ああ、30歳ぐらい若返りたい…?

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する