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2019年02月10日12:48

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ドン・ファン(映画)

若き日のジョニー・デップとマーロン・ブランドの、風変わりだが楽しい名作(笑) ジョニデのお肌がツルッツル。

自らを「愛の貴公子ドン・ファン」と名乗る男がニューヨークの精神病院に運び込まれた。
もちろん妄想のはずだが、女性看護師達に異様に好かれるため病院側も困惑。このもてっぷりはまさか本物??診察では過去を回想して語り始める。聞くうちに引き込まれてしまうのだが、よく考えると何かおかしい。やはり妄想?

若さ弾けるジョニデの熱く美しくいドン・ファンと枯れ果てた老医師役マーロン・ブランドの対比が面白い。
ちなみに監督はなんとフランシス・コッポラ。ゴッドファーザーみたいですね。
スペイン風というかメキシコ風の音楽も非常に魅力的で雰囲気を盛り上げます。
メキシコの回想シーンも美しい。

古いので字幕版みつからず。ジョニデ美しすぎ!


やはりマーロン・ブランドは名優ですね。老医師が、妄想と分かっていても若いドン・ファンの冒険談に魅了されるのを止められない。
また、あの若さであの長台詞を見事にこなせるジョニデはすごい。頭が良くないとできないよなあ。そしてジョニデはやっぱり風変わりな役柄が良く似合う。

背景知識があると細かい所がさらに楽しくなる。
本来のドン・ファンはスペインの都市セビリアの伝説のプレイ・ボーイ貴族。
作品の舞台はニューヨークだが、ホテル・セビリアのレストランで女性を誘惑する。
本人によると彼はメキシコ生まれのメキシコ育ち。
メキシコならアメリカに近いし、スペインの旧植民地でスペイン語で文化的にも強い影響を受けている。

また、ドン・ファンはドン・ジュアン(仏語)とかドン・ジョバンニ(伊語)ともいうが、これも作中にでてくる。
作中「カサノバ」という名前も出てくるが、これは実在のイタリア人貴族のプレイボーイ。
数多くの恋人(既婚者多数)との遍歴を重ねるが、どの恋にも全力投入のためか誰からも恨まれていないとか。(夫たちからはむちゃくちゃ恨まれます)

最近の映画で「ドン・ジョン」というのがありますが、これもドン・ファンの英語読みか英語風にもじっているかと思われます。
話がそれました(^^;

話を戻すと、「ほら吹き男爵の冒険」とか「シンドバッドの冒険」をちらっと思い出す展開に楽しく引き込まれます。
最後はちょっとアレですが、まあそこはどうでもいいのでしょう。
青い春と書いて・・なんてことを思い出す、心に暖かい息吹をもらえます。


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