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2019年02月06日23:28

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《きっとどうでもいい探究心》《ちー+! 090》

《きっとどうでもいい探究心》

パズル・ナンプレ(ナンバープレース)にハマって早3日…若しくは4日。
コレって無意味に答えが知りたくなる。

無意味に知りたいという事なので、当然ながら得る物は何1つ何のだが、それでも解けないと無性に気になって仕方が無いものだ。

んで、気になるもので、時間を掛けてでもどうにか解くと、今度は次の問題が気になるもので…。間違いなく人生で最大級の無意味にして無利益な時間潰し…、いや、必要以上の時間の無駄遣いだ。

思い返せば10年くらい前もハマったんだよな。
やっぱり眠る時間を削ったりして…。無意味に…。

今回の継続時間はどのくらいか…。
我ながら早いマイブームの風化に期待したいところだ。

じゃあやるな! って話だよな。

でも、止められているんだったら既に制御出来てるわな。


ちなみに懸賞型をやっていた過去だが、いつも答えを出して満足し、はがきを送るには至らなかった。多分、書斎をひっくり返せば5000円分くらいの切手が出てくる筈…。


《ちー+! 090》

第一章 仲間たちとの行進曲 3-52

【拠点ネメス・ネメス城下町北区域】
『ギルド ネメスのあくび』

 アキの何気ない問い掛けは即座にメンバーの混乱を作り上げた。
 城下町に到着してからというものの、ナルミは内心でチータスの行った自分への行為に対し、当然ながら許せない気持ちがあった筈だった。
しかし、それ以上に慣れる筈もない日常の暮らしの中で、気付けば密かにチータスに頼る自分が存在し、平静は振る舞うもののいつでも近くにチータスが存在する事に心強さを思っていたのだ。
本来は全てが必要としなかった、これからも続く日常であり、心強さなのだが…。
「聞いて下さいよ! ちぃったら…!」
 この後が大変である。ナルミはペナ・リノでのチータスとの再会からの経緯を可能な限りアキに、タバチに、伝え始める。

 ペナ・リノで騙され、それに気付かず馬車に乗ってしまった事…。
 用意周到な荷物の量を見る限り、何故か母親がチータスの仲間になっていた事…。
 そして、あろうことか城兵さえもがチータスに肩入れしていた事…。
 移動中に何度も抗議したが、まるで聞き入れてもらえなかった事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 結局、誘拐同然に時間を共にした事…。
 ………。

チー「ナル、なんかリピートしてるよ?」
ナル「壊れちゃったの、わたし」
アキ「それ、自分で言っちゃうワケ?」
タバ「内容変えません?」
ナル「…うん、わかった。やってみる…」

 問題を除けば、城兵のみんなが優しかった事…。
 戦士の作る料理が以外と美味しかった事…。
 お馬さん可愛かった。
 怖いと思った戦闘が発生しなくて平和そのものな毎日だった事…。
 チータスのサンドイッチの感想は耳にタコが出来た。
 夜のトイレはこわい。
 スケクさんが用意した純白のドレスをチータスがふざけ半分で着た事があったが、出来の悪いお嬢様みたいでウケた。
 無口と思ったダーマンさんは、慣れると一番のお喋りだった。人は第一印象で決まらないものね。
 城に行けば行ったでちぃと同じ勇者志願扱いされてた。全部ちぃのせい。もうやんなっちゃう。
 ………。

チー「ナル、こんどは文章がおかしいよ?」
ナル「だから壊れてるの、わたし」
アキ「地味にちぃに触れた所だけドライね」
タバ「実は楽しんでました?」
ナル「もう、わかんないです…」

 一連の流れを一通り告げると、ナルミは大きく溜息を吐いて下を向いた。
 そこに最も彼女を理解しなければいけない筈のチータスが、心無い言葉を投げ掛ける。
「くよくよすんな! いつまでも気にし過ぎ! 気楽に行こぉーっ!」
「無理だよぉーっ!! ぅわぁーん!!」
 本当はチータスの『ゴメン!』の一言さえあれば気が落ち着く所だが、それさえ無いどころか、まるで他人事の言葉に思わず大粒の涙がボロボロと零れてしまうナルミ。
「あー…、えっと、まあ、聞いて悪かったかなこりゃ? ほら、ナル、鼻水拭いて…」
 頭を軽く掻いたアキがそう言っておしぼりを差し出す。
「…あの、試練の年だけが全てじゃないと思います、はい! …えー、うん、ナルさん、よだれも拭いて下さい!」
 どうにか懸命に笑顔を維持して励ますタバチもおしぼりを差し出す。
「あ…ありがどぅごじゃます。…て、なんで鼻みじゅとよだれなんでずか? だみだじゃないんでじゅか…?」
アキ(じー………)
タバ(じー………)
 ナルミの問い掛けに反応し、突き刺す視線を笑顔でチータスに送る2人。
チー(…むぅぅ…)

  無視!
  気持ちを込めて☆
  言われなくても判ってる。
≫ …ちっ! しゃーねぇなぁっ! こーゆーのハズカシイんだよ!

「わかったよ! ほら、ナル! 泣いてんじゃねー! なみだ拭け! …その、…悪かったよ…」
 2人の視線に耐え兼ね、それでも機会を与えられたチータスは、2人がそうしたようにおしぼり…の隣に置いてあった雑巾を気付かずに差し出してしまう…。
「うぅ…許さないんだから…。でも、ありがとう…(フキフキ)」
 なんだかんだ言い合っても長い付き合いは簡単に決裂を生む筈もなく、ぶっきらぼうに差し出したチータスのおしぼり(雑巾)を素直に使うナルミの姿を見て、アキとタバチの2人は安心した。
「ん…? どーかしたの?」
 念入りに、そして丁寧に涙を拭うナルミの動きが僅かに止まった事に気付き、チータスが声を掛ける。これも長い付き合いから成る技とも言うべきか、チータスは些細なナルミの行動の違いに敏感なのだ。
「…なんかね、…生臭いの…(フキフキ)」


《あとがき》

これから暫くの休暇はナンプレタイムだな。
パチ屋も行かなくては…。タバコが15箱くらいになってしまった…。

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