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2019年02月06日02:15

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「源内商法」を斬る‼

ゴディバのカップアイス、コンビニ限定新フレーバー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=5485477

新語作っちゃった。^_^
「源内商法」。
フォト
*由来。
江戸時代の蘭学者、平賀源内が「夏はうなぎが売れない」という業者のボヤキを聞いて、「それでは売れるように」と「土用の丑の日にうなぎを食べると夏バテしない」という疑似科学的妄言を流布し、うなぎの売り上げを上げたことによる。この源内の「化かし」は現代日本でもなお有効で、うなぎ消費を押し上げている。

*定義 。
1.まず商法発動以前に、市場においてそれに相当する消費習慣が存在しないか、非常に希薄であったことが第1点。元々土用の丑の日などという習慣は源内以前はなかった。
2.それに何らかの御利益等の「物語」を「捏造」し、消費者を不必要な消費に駆り立てる。それにより、業者が儲けるというもの。

*日本における具体例
1.クリスマス消費
西洋キリスト教社会におけるクリスマス消費を移入。ただその内容はかなり変形している。
そもそもキリストが何月何日に生まれたかという情報は聖書には書かれていない。従って、「クリスマスがキリストの誕生日である」ということ自体が「捏造」された「物語」である。
クリスマス・ケーキを例にとると、西欧のそれらしきものは非常に地味で慎ましい。
先日、近所のパン屋で「シュトーレン」というドイツの菓子パンを買って食べたが、非常に地味なフルーツケーキ。イギリスの「クリスマス・プディング」も地味なフルーツケーキである。あまり豪勢なものではない。

2.恵方巻
節分に関西地方のごく一部の言い伝えで、その年の「恵方」に向かって巻き寿司を丸かじりすると病気にならないというもの。もちろん迷信であるが、そもそもそのような習慣がどれだけ広がっていたのか、極めて疑わしい。コンビニやスーパーの売り上げ増加のために捏造された「習慣」と言って過言ではないだろう。

3.ハロウィン
そもそも興味なく、知らない。アメリカでは日本人留学生が間違って射殺される事件が起きており、また去年は渋谷で「暴動」にまで発展した。一部プロテスタント教会は「悪魔教」として注意を呼びかけている。

4.バレンタイン・チョコレート
最も悪質な「源内商法」商法。
Wikipediaによると、起源は次のようなもの
>バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされる。

当時、ローマでは、2月14日は女神・ユーノーの祝日だった[1]。ユーノーはすべての神々の女王であり、家庭と結婚の神でもある。翌2月15日は、豊年を祈願する(清めの祭りでもある)ルペルカリア祭の始まる日であった。当時若い男たちと女たちは生活が別だった。祭りの前日、女たちは紙に名前を書いた札を桶の中に入れることになっていた。翌日、男たちは桶から札を1枚ひいた。ひいた男と札の名の女は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した。

ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したと言われている。キリスト教の司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちを憐れみ、彼らのために内緒で結婚式を行っていたが、やがてその噂が皇帝の耳に入り、怒った皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは毅然として皇帝の命令に屈しなかったため、最終的に彼は処刑されたとされる。彼の処刑の日は、ユーノーの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。(以下略)

日本における「変形」
Wikipedia>
日本では、1958年ころから流行した[3]。ただし、その内容は日本独自の発展を遂げたものとなっている。戦前に来日した外国人によって一部行われ、第二次世界大戦後まもなく、流通業界や製菓業界によって販売促進のために普及が試みられたが、日本社会に定着したのは、1970年代後半であった。「女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する」という「日本型バレンタインデー」の様式が成立したのもこのころであった。なお、バレンタインデーにチョコレートを渡すのがいいのではと最初に考案して実践したのは、一説に大田区の製菓会社メリーチョコレートカムパニーの原邦生であるとされる[4]。
しかし、原邦生が行ったとされるイベントは昭和33年であるのに対し、神戸のモロゾフ製菓が20年以上前の昭和11年2月12日に外国人向け英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』に、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーの広告を既に掲載しており、モロゾフ製菓がバレンタインチョコを最初に考案した仕掛け人であるとされる説が最有力である。
そして日本チョコレート・ココア協会によると、1992年に聖バレンタイン殉教の地イタリア・テルニ市から神戸市に愛の像が送られており、その理由は、神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と分かったからとの事である。

現代日本社会におけるバレンタインデー文化の、起源、普及過程、社会的機能、歴史的意義などについては、民俗学、社会学、宗教学、歴史学(文化史、商業史)の各分野から研究されるべき事項であるが、バレンタインデーに関するまとまった研究は存在しない。

特徴
日本では、女性がアプローチしたい意中の男性に愛情の告白として、本命チョコを贈る習慣がある。
西欧・米国でも、恋人やお世話になった人に『チョコレート』を贈ることはあるが、決してチョコレートに限定されているわけではなく、またバレンタインデーに限ったことでもない。女性から男性へ贈るのが殆どという点と、贈る物の多くが『チョコレートに限定されている』という点は、日本のバレンタインデーの大きな特徴である。しかし最近では、本命チョコにこだわらず、クッキーやケーキ、マフラーなどを贈る人もいる。

また、「恋人までは行かないが、友人として」贈る「義理チョコ」、同性(主に女性)間で贈り合ったりする「友チョコ」、男性が女性に渡す「逆チョコ」、自分で買って食べる「自己チョコ」、男性が男友達に送り合ったりする「強敵(とも)チョコ」というものも見られる。

「日本型バレンタインデー」の特徴を整理すると、以下の3点となる[5]。

贈答品にチョコレートが重視される点
女性から男性へ一方通行的贈答である点
(女性の)愛情表明の機会だと認識されている点
このほか、職場における贈答習慣が強い点[† 1]や、キリスト教との直接的関連はほとんど意識されていない点[† 2]も日本型バレンタインデーの特徴である。




バレンタイン・チョコの有害性
バレンタインチョコは「源内商法」の中でも最も悪質なものであると筆者は考える。
1.まず「本命チョコ」である。
これは「リア充」と「非モテ」の間に克服不能な差別をもたらす。もらった者は喜ぶが、もらえない者は非常に被差別感にとりつかれる。不愉快な慣習を作れ上げてしまった。

2.義理チョコの発生
そこで非常に日本的な解決がはかられた。女子が職場の男性全員にチョコレートを贈与する、いわゆる義理チョコである。これにより、チョコレートの消費量は飛躍的に伸びる。しかし、これは女子にとっては大きな経済的負担となる。女子にとってもバレンタインは幸せではないのだ。

3.ホワイトデーの発生
さらにチョコレート業者の「追撃」は続く。
「もらったものは、お返しをしなければならない」という日本の醇風美俗が悪用された。バレンタインの1ヶ月後の3月14日に、バレンタインにもらったチョコレートの「お返し」をするという習慣が捏造された。プレゼントなんだからもらっておけばいいのに、比較的経済力があると思われる「男性」の弱みに付け込んでお返しをさせる。
これにより、「義理チョコ」の消費量に相当する「お返し」需要が発生する。本命チョコの「お返し」も少なからずあるだろう。今度は男性の経済的負担が増える。

近江商人の三方良しの観点からみる
近江(滋賀県)の商人たちの間には「三方よし」という非常に先進的な商道徳があったとされる。
それは
1.売ってよし
2.買ってよし
3.世間よし
という三か条からなる。取引によって売る側、買う側が満足するだけでなく、世間(取引の第三者)も満足しなければならない。これは現代経済学における「外部経済」「外部不経済」まで計算した非常に先進的な商法である。

この観点からすると、源内商法は「売ってよし」「売ってよし」「売ってよし」である。
まず、消費者の利益が考慮されてない。「物語」に基づき、消費者は「必要のないもの」ものを強迫的に買わされる。「買ってよし」が必ずしも成立しない。
また第三者に大変な不利益をもたらす。ラブラブの男女が「買ってよし」「もらってよし」であっても「もらえない男子」(世間)は非常に不愉快である。世間わるしの取引である。
さりとてそれを解決するため義理チョコを消費するとなると「買い手」の女子が「よくない」ということになる。さらにホワイトデーとなると義理チョコをもらった男子まで、いらないチョコレートを大量に買う羽目になる。買ってわるしである。

このようにバレンタインに代表される「源内商法」は消費者、および第三者に不利益をもたらす「悪徳商法」と言っても過言ではないのである。




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