「事実」を無視する人達が多い。
少子高齢化社会とは、
産まない人達がいるから発生する社会事象で有り、
みんなが産めば、少子化にはならない。
これは「事実」だ。
次に、高齢者を責めても、少子高齢化社会は改善されない。
何故なら、高齢者は子を産めないから。
これも「事実」だ。
最後に、経済状況と少子化は一切関係ない。
何故なら、47都道府県で最も経済力が弱い沖縄が最も出生率が高い。
(失業率や平均年収は最低、子の数は最高)
日本全国においても、経済が最高のバブル期と比較しても、
兄弟の平均数は下がっていない。
つまり、1980年代前半のバブル絶頂期、5人兄弟や7人兄弟が多々いたか?
否。
今も、バブル期も、平均兄弟数は下がっていない。
減ったのは、あくまでも、そもそも子を産む女性。
何故なら、女性が望んだ男女平等で女性の社会進出が増えてきたから。
*
そして、麻生太郎副総理の全文を読めば分かるものの、
子を産まない女性が「悪」だとは言っておらず、
少子高齢社会(という社会事象)は子を産まない側の問題であって、
高齢者(になっている時点で)による対策は不可だ、と。
高齢者を責めても、この社会事象は変わらない、と。
この社会事象を変えたいのなら、子を産むしかない、と。
(余談だが、私個人は少子化を問題視していない)
*
では、子を産み育てやすい社会にしろよ! と騒ぐ人達は、これまた滑稽。
海外で10年以上暮らし、10カ国以上みてきた私。
日本ほど、子を産み育てやすい国はない、と外国人達が多々語る。
実際、「経済的事情で子を断念」というのは
「扶養家族が一人増える出費分、今の自分の生活水準を下げたくない」というもの
バブル前(兄弟数が多かった時代の日本は)
今より遥かに一般家庭は貧しかったけど、子のいる生活を優先した。
「優先順位は個人の自由」だから子を産まない事は「個人の自由」だ。
しかし
その結果として生じている「少子高齢化事象」を「政治に責任転嫁」は滑稽だ
「事実」と「感情」は別。
社会事象を問題視し、原因を追求するとしたら、
産まない側が問題=事実。
*
最後に・・・
年収を問題視する人達、格差社会を問題視する人達、
では、女性が平均4人以上の子を産んでいた時代は、
カラーテレビも、洗濯機も、掃除機も、珍しく、
大学進学率が2割、中卒労働者も多々いた、
多くの日本の家庭が貧しかった「事実」は無視するのか。
豊かになればなるほど、出産率は下がってきた。
貧しいから産めない、というのは「事実ではない」
今より大変な思いをしたくないから産まない、という個人の判断だ。
1960代より貧しい暮らしをしている日本人は今、まずいない。
1960年代より子が少ない=経済力と出生率は無縁の証明。
*
マスゴミに踊らされる日本人は、
第二次世界大戦の大本営発表から学習していない。
産め、と強要されているのではなく、
産まない女は悪だ、と非難されているのでもなく、
ある社会事象の問題はこうだ、と事実を提示しただけに過ぎない。
■「子供産まぬ方が問題」=麻生氏また発言、撤回
(時事通信社 - 02月04日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5484497
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