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2019年02月03日21:48

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ジャパンキャンピングカーショー2019

幕張メッセで開催されたジャパンキャンピングカーショーに行ってきました。
以前は会員登録すれば無料だったのですが、いつの間にかそれがなくなっていました。仕方なく前売り券を買いましたが、見るだけなら本物を買うよりはずっと安いですよね。
東京駅から京葉線に乗ったところ、舞浜を過ぎても混んでいて、多くの乗客は海浜幕張で降りました。
余談ですが、京葉線のホームに今はなき「シャトルマイハマ」の乗車目標がいまだに残っているのですね。
京葉線は、もちろんキャンピングカーショーに行く人だけで混んでいる訳ではなく、アニメか音楽か何かと思われるイベントで混んでいたようで、そちらは女性しかいないようでした。京葉線で隣に座り途中で寝てしまい寄りかかってきた整形前のスザンヌ(または七つの大罪のゴウセルの実写版)みたいな人も、キャンピングカーショーではなくそちらに向かったようです。
キャンピングカーショーは以前だとそんなに並ばず入れたので、今回もそんな感じだろうと思ったら、当日券売り場に長蛇の列ができていて、入場のほうも列が長かったです。予想外に混んでいて驚きましたが、券を買うのも入るのも列ができていただけに前売り券を買って正解でした。
会場入りし一番端から順に見学。
最初に見たのは、タイヤをクローラーに交換したランドクルーザー70が牽引するトレーラーが展示されているブースです。
ランクルが牽引するトレーラーはアメリカ製のもので、タイヤがそりに交換されていました。雪上を走るためのものですが、南極とかシベリアなどの雪原でもない限り使える場所は極めて限られると思います。
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ここにはアメリカ製の銀色のトレーラーが何台かあり、丸っこい車体なだけに営団3000系や東急5200系など昔のステンレス製の電車を思わせるデザインがいいですね。値段は小さいものでも678万円で、大きいものは軽く1000万円を超えます。
バイクを同時に運べるトレーラーも展示されていました。
隣はハイエースやキャラバンなどのワンボックスをベースにしたキャンピングカーで、本体価格は隣のアメリカのものより安いし自走式なので、日本で使うにはこういう車の方が現実的かと思います。
このブースの隣には、スズキ・新型ジムニーにキャンピングキットを装着した車が展示されていました。
ジムニーに格納式テントや車中泊マット、テーブルなどを取り付けたもので、コンパクトながら車中泊などキャンピングカーとしての機能はきちんと備えているのは魅力的ですね。こちらはシンクなどの特殊な装備はないため、乗用車扱いになって軽5ナンバーだそうです。
次いで、マイクロバスのトヨタ・コースターのキャンピングカーを見ました。
マイクロバスだけにワンボックスに比べると室内もずっと広いし、トイレやシャワーなどの設備もあります。もちろん1000万円超なので、価格のほうもビッグですが。
また、車外には参考出品の座席が置かれていて、白い本革シートが新幹線のグランクラスやJALの国内線ファーストクラスの座席にも似ていますが、これはキャンピングカー用ではなく、ハイヤーなどに使うワゴンやバスへの搭載を想定したシートだそうです。
次いで、スロベニアのキャンピングカーメーカーのアドリアモービルのブースを見ました。
フィアットのマイクロバスやバンに使われる車をベースにしたキャンピングカーで、国産のマイクロバスよりも一回り大きくて車内も広々としていますが、価格も1300〜1500万円台で当然それなりに高いです。
エンジンはディーゼル2.3リッターと書いてあり、マイクロバスより大きい車体でハイエースやキャラバンのディーゼルよりも小排気量なので驚き、思わずスタッフに「大丈夫なのですか?」と聞いてしまいましたが、180PSあるので特に問題はないとのことでした。
次いで、別メーカーが手掛けたコースターベースのキャンピングカーを見ました。
車内は広々としていて内装も高級感がありますが、後ろが何故かコースターの純正のテールランプではなく、鋭利なデザインの独特の形状のテールランプがついていました。中国や東南アジアなどのメーカーは尖ったデザインのバスが好きなようですが、日本でこの個性的過ぎるリアデザインは好き嫌いが分かれそうですね。
次いで、スズキ・エブリイをベースにしたキャンピングカーを見ました。
今まで外車やバスをベースにした高価なものが多かったですが、この車は239万円と一般人でも買える可能性がある値段です。
ポップアップルーフになっているので居住性は確保されるし、小さいながらもテーブルやシンクがついていました。最近は軽自動車のキャンピングカーが特に注目されているようで、メーカーもそういうモデルの拡充を進めているようです。
このブースの隣にはキャンピングカーのシート兼ベッドの見本が展示されていましたが、何だか寝台列車の座席みたいですね。
次のブースは、ジムニーに簡単なキャンピングカー装備を搭載したもの、エブリイやホンダ・N-VANなどの軽ワンボックスをベースにしたものなど軽自動車を中心に展示しているところでした。
いずれも軽自動車ながら限られた空間をいかに上手く使うという工夫がなされていて、面白いと思いました。
フォト

また、軽自動車では駄目だというユーザー向けに1.5リッタークラスのトヨタ・ライトエースをベースにしたものもリリースしていて、やはり軽に比べて余裕のある室内空間は魅力的でした。そして大きい車に比べて価格も安く抑えられていて、メーカーではミニバン並みとさほど変わりない車両価格や維持費、取り回しの良さを売りにしていました。
ちなみに、このブースはYouTubeチャンネルがあるとのことで宣伝していましたが、そのMCの人が西野カナ×新垣結衣系な人でしたし、本人からカタログを受け取りました。YouTubeチャンネルは後でゆっくり見たいと思います。
次いで軽トラのハイゼットをベースにしたキャンピングカーを見ました。
ワゴンやバンとは違って後ろのキャビン部分を一から作る分、より本格的なキャンピングカーに仕上がっていますが、価格もやや高くなります。車内は限られた空間に色々詰め込んでいるところが寝台列車の個室にも似ていると思います。
次いで、ハイエースやキャラバンをベースにしつつも8ナンバーではないキャンピングカーを見ました。
豪華なテーブルを備えるも8人乗りでワゴン扱いの5ナンバー登録なので、キャンピングカーとしても使えるけど、どちらかというと日常の乗用車としての使用に重点を置いたモデルのようです。
その後は、N-VANベースのものを数種類おいているブースを見学。
同じN-VANベースでも色々なバリエーションがあり、他の軽キャンパーと同様に下がベッドスペースになっているもののほか、下に自転車を格納してその上にベッドを設置するというレイアウトのものもありました。下に自転車が置けるのは面白いですが、居住性は大丈夫なのでしょうか?
ここにはジープ・ラングラーのキャンピングカーもあり、その横には犬がいました。愛犬と一緒にキャンピングカーの旅を楽しもうというコンセプトのようですね。
フォト

今回は軽キャンパーの存在が目立ち、次のブースでもエブリイやN-VANをベースにしたものを見ました。
軽ワンボックスをベースにしたものは、普段は4人乗りの乗用車として使えて寝る時に座席を全部畳んでマットを敷くという方式でほぼ共通していますが、内装のデザインや細かい仕掛けなどはメーカーごとに個性があって面白いです。
私もそのうち車が買えたらと思っていますが、コンパクトで使い勝手に優れるこういう車を見ると、軽ワンボックスは有力な選択肢の一つになりそうです。
ただ、軽トラベースのキャンパーに乗っているという人が「今乗っているのはパワーがなくて高速は辛いけど大丈夫なのでしょうか?」と聞いていて思わず立ち聞きしてしまったところ、商用車ベースでターボがないものだとやはり高速を走るには難があるようですね。色々架装すると重量が増すので当たり前と言えば当たり前なのですが、軽キャンパーを買うとなればこの辺は注意しなくてはいけないでしょう。
あと、最近は軽自動車をベースにエンジンを1〜1.3リッターくらいに拡大した小型車がほとんどありませんが、そういう車が今もあればパワー面での不満が解消されるなどこの手のキャンピングカーのベースに成り得たのではないでしょうか(軽自動車ではないので最初から普通車登録になってしまいますが)。
そういう話を聞いてしまった後に軽トラベースのものが何種類かあるブースを見ました。
1台は車体サイズが軽枠をオーバーするので普通車登録になりますが、コンパクトながら軽自動車っぽさがない内装が魅力的でした。
もう1台は軽サイズに収まり黄色ナンバーで登録できるもので、外にテントや折り畳みテーブルがついているというものでした。
軽自動車キャンパーを色々見た後は再び大きい車のブースを見ました。
こちらもフィアットのバンをベースにしたものでしたが先程のものよりはやや小さめのもので、価格も1000万円超なのは同じだけど先程のフィアットよりは若干安めでした。
次いで隣のマツダ・ボンゴをベースにした車のブースを見ました。
ボンゴがベースなのでフィアットの半分くらいの値段で、若干小さくはなるけどキャンピングカーとしての体裁は整っています。
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次いで宮大工の工法で内装を仕上げたというハイエースをベースにした車を見ました。
こちらも値段はボンゴと大体同じくらいですが車内レイアウトは個性的で、後ろに鉄道や船の寝台のような固定式の2段ベッドとその向かいにシンクが設置されているのが印象的でした。
その後はカナダ製のトレーラーを見ました。
隣に荷物やペットを乗せる自転車用のトレーラーが置いてありましたが、流線型の車体形状がよく似ていますね。トレーラーにしては小さめですが就寝空間は確保されていて、シンクも設置されていました。
一番最後に見たブースはアメリカ製のキャンピングカーのブースで、今回のイベントで最大かつ最高級と思われるフォード製の1698万円の車でした。全長8m、全幅2.5mなので中型バスやダンプカー並みのサイズですが、免許区分は中型なので、中型免許ができる前に普通免許を取った人なら大型免許がなくても合法的に運転できます。ちなみに「商談中のため立ち入り禁止」となっていて、買い手がつきそうなので車内の公開を中止したようです。一体どんな人が買うのでしょうね?
停車中に車体を横に広げられる仕掛けがついていて、そのため車内は非常に広々としていました。
エンジンはガソリンの6.8リッターV10だそうで、これだけ大きい車なのにディーゼルじゃないので燃費は大丈夫なのですか?と思わず聞いてしまいましたが、やはりリッター3km程度とのことで、係の人曰く「燃費を気にしているようではこの車は楽しめません」とのことでした。ある意味アメリカらしい発想だけに、これを買う金があると同時にその考え方にも共感できなくては、とても乗れない車ですね。
このメーカーのブースには、248万円のトレーラーもありました。ジープやジムニーのような武骨なデザインと高い床と太いタイヤが印象的でしたが、車内は居室とシンクが完全に分離されていて、シンクは後ろのハッチを開けて外から使うようになっているというのがユニークでした。
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キャンピングカーショーを見終えて外に出たら14時近くになっていたので、幕張メッセ周辺で食べる場所を探し、海浜幕張駅前のメッセアミューズモールにある「焼肉屋くいどん」という焼肉店に入りました。
色々なイベントがあったせいで若干混んでいましたがあまり待たずに入れて、 ランチメニューの中から「サービス焼肉セット」を注文しました。
このセットは焼肉とライス、スープ、サラダ、お新香、ドリンクがついて880円とリーズナブルで、肉は牛カルビ+鶏か豚が選べますが鶏にしました。基本セットに安く肉が追加できたり、ライスを追加料金でビビンバや石焼ガーリックライスに変更できるなど、お好みで色々とセット内容が替えられるのも有難いですね。
今回は特に追加などはせずに食べ、肉の量が90gではやや少なかったかもと思いましたが、この値段でこれだけ食べられるのであれば不満はありません。
焼肉以外のセットも色々と充実しているだけに、また入る機会があれば他のメニューも試してみたいところです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/41213846.html
(2)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/41213879.html
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