「コーヒーが冷めないうちに」 著者・川口俊和 サンマーク出版
電車内で広告を見て、図書館で予約して1年くらいで回ってきた。
所属館数は多かったんだが、人気が高かったからなぁ。
でもそんなに文章量が多くないので、通勤時に2日で読み終えられる。
最後に作者のプロフィールが載っていて、劇団の脚本家をしているとありなるほど〜と思った。
確かに登場人物に焦点を当てていて、オムニバスっぽい舞台向きの話だし、台本にお決まりの背景を書き足している感じだわ。
広告に感動したとか泣けるとか書いてあった気もするが、そこまでではなかったかな。
地下にある喫茶店のある席に座ると望んだ時間へ移動できるという伝説があった。
時間を移動するには様々な条件があるため、実行に移す人は多くない。
過去に戻っても現実の状況は決して変わらない、バックトゥザフューチャーな事は起きないという絶対条件のもとでも、コーヒーが冷めないわずかな間だけを移動してあの時に戻りたいという人たち。
海外に行く恋人との別れ話の時に戻る人、アルツハイマーが進行する前の夫に会いに行く人、亡くなった妹に会いに行く人、未来の子どもに会いに行く人と4人が中心となる話だっ。
過去から現在を変えることはできないけど、現在の気持ちや未来は変えられるとみんなが前向きになる物語だった。
しかし映画の宣伝でも使われていたが、泣けるかというと全く泣ける話ではなかった。
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