ぼくを探しに（映画）

フランス映画らしいカラフルでかわいい映像と音楽に油断して観ているうちに、だんだん深みにハマっていきます。
ピアノの装飾の美しいこと。

主人公は30才の男性ピアニスト。幼い時に両親を亡くしほとんど記憶がない。
おば達のダンス教室でピアノ担当。
親代わりに彼を育てたのは姉妹でダンス教師のおば達。元バレリーナらしい。
3人で静かな暮らしをしている。

同じアパートメントに不思議な部屋を発見。
そこでは不思議なハーブティーによる秘密の治療？を行っていた。

メイン登場者に妙におばさん（おばあさん？）達が多いのが珍しい。
フランス女優さん達、味があってよいですね (^^)
このように年を重ねたいものです。

最後は結構重くなっていきます。切なくて胸が痛む。
でもいい作品です。