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2019年02月03日09:47

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「日本人のお名前っ」「ブラタモリ」

 「日本人のお名前っ」を観る。鍋料理特集。


・シャブシャブの語源は動作の擬音でない。昔は「牛肉水炊き料理」と言った。モンゴルのシュアイワンロウが元で、お絞りを洗うジャブジャブ音から、「肉の水炊きは肉の洗濯だ」と、濁点をとって洗練させシャブシャブと名付けた。

→ 動作の擬音みたいなモノじゃん。クダラナイ。


・チリ鍋の「チリ」とは、具がチリチリと縮むことから来ている。魚類を半生状態で食べる鍋なので、チリチリでは行き過ぎで、半分のチリで留めた。具は刺身用でないとダメ。

→ そもそもちり鍋を食べたことないや。


・昔は鍋は一人で食べた。大勢で食べるのは明治以降。大勢人が寄って食べることから「寄せ鍋」と言われるようになった。

→ !びっくり。具を沢山寄せるからだとばっかり思っていました。


・てっちりは、鉄砲(フグ)のチリだから。一時フグ食が禁じられていたから隠語で呼ばれた。

→ これは知ってた。


・フグの卵巣の糠漬、3年漬けると毒が抜ける。

→ 食べてみたい!


・フグの隠語、「とみ(クジ)」「カミナリ」とも。たまに当たるから。

→ 江戸人は洒落好き。


・ツクネとツミレの違い。手でコネて(捏ツクねて)入れるのがツクネ、摘み取ってから鍋に入れるのがツミレ。鍋に入れる直前の動作で決まる。

→ へぇ〜言われてみれば。


・雑炊とオジヤの違い。ジヤジヤ(時間をかけて煮る)のがオジヤ。米粒が溶ける。雑炊は増水してカサを増して煮込む。米粒が残っている。

→ 米粒が残っているのは、そうだと思っていました。


・鍋奉行。1970年代ころに生まれた言葉か。1969年にカセットコンロが登場し、父親が鍋を仕切るのが始まった。バブル期は「鍋殿様」も生まれた。スポンサーのこと。
 悪代官:アクだけ取る人。火消し:火の強弱だけ気にする人。待ち娘:お奉行さまが作ってくれるのを待つ人。

→ 新語の類は全然知りませんでした。





 「ブラタモリ」を観る。「福井」の回。お題は「福井のルーツは"消えた都市"にあり!?」。

・かつての朝倉の城下町・一乗谷は福井市街から10kmほど、当時は1万人規模とかなり栄えていた。

・足羽川に注ぎ込む支流・一乗谷川が削って出来たのが一乗谷。町屋まで一家に一井戸、一トイレ。

・一乗谷が落ち、町が福井に移ってからは、ここは水田になっていた。そのため保存状態が良い。

・武家屋敷と町屋が混在しているのは経済重視の表れ。欧州産のギアマンも発掘。

・朝倉氏は九頭竜川や、日本海の北前船の水運を支配していた。

・福井城の門の一つは石で出来た瓦で葺かれている。一乗谷で培われた技術。石切り場は福井に。

・足羽川の流れが当時は石切り場の目の前を流れていたので、全国出荷に適していた。

・往時の御用商人・国島家の花嫁衣裳には朝倉の紋がある。娘が嫁いだという伝説がある。


→ 古い川跡を見つけたところがブラタモリっぽい。一乗谷の現状を見られて楽しかった。
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