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2019年02月03日01:01

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新井浩文がどこかに消えてしまっても

■たけし「裏でそんなことしてるのは全然…」逮捕驚き
(日刊スポーツ - 2019年02月02日 22:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5482535

■新井浩文容疑者逮捕で草なぎ剛主演映画の公開延期
(日刊スポーツ - 2019年02月02日 00:13)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5481569

■新井容疑者主演の「善悪の屑」今後の対応は検討中
(日刊スポーツ - 2019年02月02日 20:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5482447

■新井浩文容疑者 事件の代償…損害賠償は5億円以上の可能性も
(web女性自身 - 2019年02月02日 19:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=5482375

■小林よしのりさん「こういう顔はそういう犯罪をやるタイプだな」 逮捕された新井浩文容疑者についてブログでコメント
(ガジェット通信 - 2019年02月02日 14:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=5482109

■新井浩文の「韓国籍本名」に驚愕。超悪質暴行の内情と、昨年の「BTS原爆T」「徴用工」想起
(Business Journal - 2019年02月02日)
https://biz-journal.jp/gj/2019/02/post_9437.html

 新井浩文の逮捕を受けて、妻が呟いたのが「……燃堂力が!」であった。
 彼の代表作、それか。まだ岡田似蔵を挙げる方がそれらしいような気がしないでもないが、いずれにせよ、ろくでもないキャラを演じることが多かったから、続けて妻が口にしたのが「そういうことしそうな顔じゃん」であった。
 ネットを散策してみると、同じような感想を持った人は少なからずいて、漫画家の小林よしのりもその一人だった。今どきロンブローゾでもあるまいに、と言うか、犯罪と人相の相関関係は完全に否定されているのだが、みんな考えナシに呟くよなあと呆れるしかない。
 ただ、この勝手な思い込みが差別と繋がってくると、呆れるだけではすまなくなってくる。

 「犯罪やらかしそうな顔をしていると思ったら、やっぱり××人か」――恥ずかしげもなく、こんなあからさまなヘイトを撒き散らしている人間が山ほどいるのである。犯罪と本人の国籍は関係ないだろう、とごく常識的なことを呟こうものなら、一斉に叩かれてしまいそうなくらい、この国籍差別は各SNSで拡散した。彼らは××人や××人が事件を起こすと、そのたびに凶悪犯罪者は××人ばっかりだと吹聴するのだが、犯罪者数が多いのは、日本人に次いで在住者が多いのだから当たり前である。それをもって××人全体を貶めるような発言をしていいものではない。
 ところがこうしたネットの状況を、ジャーナリズムは殆ど放置している。せいぜい「他の在日の××人が迷惑を被っている」と軽く触れる程度だ。これが重大な差別事象であるという認識がない。
 いや、もしかしたら差別だと分かってはいても、うっかり触れて火の粉を浴びることになるのが怖いとビビっているのかもしれない。いずれにせよ、それでジャーナリズムを名乗って、偉そうなことを言ってくれるなという気になる。

 事件の余波で、新井浩文の出演新作映画2本が公開延期、あるいはお蔵入りになってしまいそうな気配だ。実際に事件の発覚は昨年夏の段階で、警察の捜査も既に行われていたから、その状況でなぜ映画に出演する気になったのか、どんな結果になるのか予測は付かなかったのか、疑問に思うが、恐らくは新井浩文は「高を括って」いたのだと思う。先日の慶大生の事件もそうだが、示談で金銭で決着してしまえば不起訴、何もなかったかのように隠し通すこともできるのである。それを狙っていたのだとしか考えられない。いや、今でも示談で事を収めて、俳優に復帰するつもりなのではないかと思うと、鬱な気分になってしまう。
 もうこんな事件がどれだけ繰り返されて来て、そしてなぜ誰も先輩たちの失敗を他山の石としないのか、私にはサッパリ分からない。国籍の問題に集約されるのではなく、芸能界全体が偏見の眼に晒されてしまうことを、他の芸能人たちはもっと深刻に感じた方がいいのではないか。「ショックを受けた」「いい役者なのに惜しい」という声は聞かれるが、強く非難する発言はあまり見当たらず、妙にこそばゆく感じるくらいに新井浩文の周囲は「優しい」のである。みんな、脛に傷を持ってるんと違うかね。

 一番心配なのは、事件の煽りを喰らって、新井浩文が出演してきたこれまでの映画までが、絶版などの憂き目に遭いはしないかということである。実際に過剰な自粛で存在を抹消されてしまった映画の例には事欠かない。どんなに問題点を指摘しても、結局は「臭いものに蓋」がこの国の真実のありようなのだ。
 仮に不起訴になってしまったとしても、新井浩文には「今後」、芸能界から引退してほしいと思う。と同時に、彼のこれまでの出演作、これには一切手を付けずに、これまで同様に流通させてほしいと思う。既に存在が確定して流通している作品を、後付けの理屈でなかったものにしてはならないと考えるからだ。
 
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