介護疲れ看病疲れ、患者本人は至って元気なのに疲弊していく家族達…。
伝わらない世界だよなぁ…。
■KEIKOさん、現在の状況に驚きの声 「ビックリ…」「本人であってほしい」
(しらべぇ - 01月26日 16:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5472603
お祖父ちゃんは入院して点滴その他で持ち直して元気になっていくのに…。
お祖母ちゃんが病院と自宅の、普段は無い移動時間や緊張状態が重なり、往復に疲弊して酒量が増えるの…。
薬の順番待ちとか無駄に疲労するし、普段は無いお医者さんとのやり取りとかあって、帰ったら飲む薬の順番を整理して、その他にいつも通りの炊事洗濯して病人用の布団を干して…。
まだ当時は二層式洗濯機だったし炊飯器はガス式、お風呂は内釜だけど種火のあるヤツで、布団乾燥機の導入は祖母宅が町内で一番早かったかなぁ。
買い物のお使いは私が頼まれてた、国道15号線を駅方向に商店街まで大きな横断歩道を渡って行って、あっちの魚屋で魚を買って、こっちの卵屋で卵を買って、ってしてた。
他にちょっとした力仕事的に漬け物石の移動とか、池の水換え掃除とか、お店から届けてもらった丸のまんまの白菜を何玉も移動させたり。
あと布団も私が一緒に居る時には必ず移動を頼まれた、真綿の重いのを物干し竿に掛けて物干し台に持ち上げるとか、庭土が着かないように気を付けて布団を上げ下げする。
それまで当たり前に出来てた事が少しずつ出来なくなる老いとお祖父ちゃんの病気と戦いながら、お祖母ちゃんは少しずつご飯が食べられなくなって窶れて衰えて腕や足がどんどん細くなっていってた。
ヘルパーさんは昔から存在してはいたけど、「家政婦は見た」な遥かに遠い世界の人達みたいに感じてたから、殆ど頼まなかった。
家族は取り替えや買い換えが利かないから…
それが一番に不便なこと?…(´・д・`)
お祖母ちゃんはお祖父ちゃんの最後の頃には、ザアザアの「死にたい」ばりに、よく
「死にたい〜、死にたい〜」
って溢すようになってた。
ザアザアの曲は、だから凄く癒される。
同じ言葉が、全く違う世界の言葉になるから、それで癒される。
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