…正午まで、アルバイト。
帰宅後、DVDで阪本順治監督の「行きずりの街」と、マイク・ニコルズ監督の「卒業」を観ました。
☆「行きずりの街」(2010)監督 阪本順治 出演 仲村トオル、小西真奈美、南沢奈央、菅田俊、うじきつよし、大林丈史、でんでん、宮下順子、仙波和之、窪塚洋介、佐藤江梨子、谷村美月、杉本哲太、ARATA 、石橋蓮司、江波杏子
丹波笹山で塾の講師をしている波多野は、失踪した塾の教え子・広瀬ゆかりを捜すため、東京へ。
失踪事件の背後に12年前自分を都内の名門女子高から追放した男たちがいることを知り、かつての学園関係者が出入りしていた六本木のバーを訪れる。
が、そのバーを経営する女性は、波多野の元生徒で別れた妻でもある雅子だった……。
…どうしたッ、阪本順二? しっかりしてくれ!と、言いたい!!!
なんだか、こんなユルユルなドラマ、撮る人じゃなかったハズだ!
う〜〜〜ん、やっぱ、仲村トオルと小西真奈美の2人がネックなんだよなぁ。
ミスキャスト、なんじゃないッスかぁ?
…丸山昇一の脚本も、ぜんぜんダメ。
まず、主人公の波多野が広瀬ゆかりを捜しに、わざわざ東京に出てくる理由がワカラン!
ただの淫行教師にしか見えんのですが……。
☆「卒業」(1967)監督 マイク・ニコルズ 出演 ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス、アン・バンクロフト、マーレイ・ハミルトン、ウィリアム・ダニエルズ、エリサベス・ウィルソン、バック・ヘンリー、ウォルター・ブルック
大学を卒業し、前途洋々のベンジャミン。彼は、祝賀パーティの席で誘惑をかけてきた中年女性ロビンソン夫人と逢瀬を重ねることに。だが、彼女の娘エレインが現れたことで、その関係は崩れていく。親の勧めで不承不承エレインと付き合うことになるベンジャミンは、彼女に惹かれていったのだ。
一方、そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなるのだが……。
十代の頃に、渋谷の2本立て名画座で観て以来、何十年ぶりかに再見いたしました。たしか、「ロミオとジュリエット」と抱き合わせだったよなぁ。(笑)
…やっぱり、いいね。
あの頃、十代の少年はキャサリン・ロスにばっかし目が行って、アン・バンクロフト演じるミセス・ロビンソンの “ 良さ ” はわからなかったようです!(笑)
アメリカン・ニューシネマを代表する作品の一本でありますが、この映画が成功した理由の半分は、サイモンとガーファンクルの音楽にあったことを確認いたしました。
ひさびさに聴いたS&Gのハーモニー、じつに泣けてきますね。“ サウンド オブ サイレンス ” もいいけど、やっぱ “ スカボロー フェア ” だよね〜。 名曲 “ ミセス・ロビンソン ” もね〜。
…あぁ、アン・バンクロフト、いいわぁ♪
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