1月29日、火曜日。
昼間に、今月末まで有効のテアトルさんの招待券2枚を利用しようと思ったが、ろくすっぽ眠れなかったため1本に。
シネ・リーブル梅田にて『ジュリアン』鑑賞。1999年製作のハーモニー・コリン監督による同邦題映画とは無関係。
さて。
【ヴェネチア国際映画祭監督賞、他、多くの映画賞を受賞】。
アーンド……
【セザール賞10部門ノミネート】
という作品である。
それがどないしたんな?
映画としてキッチリと撮っているけれど、嫌い。
終盤、ホラー・タッチの演出、撮影、編集、音響が見られるけれど、超自然的なものではない。近親者への暴力・虐待の撮り方として、本作のそれは真っ向からの一つの捉え方として間違っているとも思わない。
ただ嫌いなだけだ。
本作が内包する社会性は理解できるし、この演出はリアリズムに満ちているとも思う。この作品を好きだという方に「えー……?」という想いも抱かない。ただただ、個人的に嫌いだ、ということだ。
その後、数箇所を回り、この日に行うべきことは全て行った。
そして朝が来た。
以上。
<添付画像使用許諾:(C)2016 - KG Productions - France 3 Cinema>
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