伊丹の保安検査場

　思いたって、京の冬の旅に。
マイルも貯まっていたので半額で気分良く！
　建仁寺の塔頭を半日かけて、在住の学兄と歩く。〆は駅地下の串揚げ屋さんで歴史の話しだけで２時間。新発見からヨタ話まで尽きないネタ。溢れる知識には何時もながら感心。勿体無い博学。
帰り際に、「明日は２５日、初天神」という事で北野天満宮さんに市が立つという。これは見ねばなるまい。
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　１０時前に着き何百の露店を喉きながら歩く。久しぶりの感覚。欲しいの物もあるがリュック一つで来ているので持ちたくない、運べないと葛藤。周辺の小道にまで露店が広がって、刻々人が増えてくる。一昨年末のシュトュットガルトのクリスマス市の隣りでやっていたボロ市を思い出す。
この群衆と店で、どこかで会えるかもと言った学兄には到底無理と思う。天神さんの境内から離れた裏道の店を見ていたら、目の前に居るではないか。流石天神さん。彼女だったら抱きしめていた所。
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　天神さんのお守り代わりに梅の小枝に小さな瓢箪が着いた縁起物を手に気分よく急行バスで駅に。そして、空港に向かう。
　早めに保安検査場を通って中でユックリとビールでもと、余裕を持って向かう。
所が、ガラガラの保安検査場に行くと、どう見ても高校生上がり（偏見だが）兄ちゃんがこの枝を見て
「通れません」と来た。『何で？』と言うと、「基準の６０ｃｍ越えてますから」ときでくくった態度。
『どうすりゃいいんだ、どう見ても細い枝一本』とやりあう。兄ちゃん「ＪＡＬに行ってくれませんか！」
頭に来たが、ＪＡＬに戻って係りのお姉さんに見せると、シールを付けてくれた。
　又、持って行くと何も言わずに通過。
　ＡＨＯ〜！！