mixiユーザー(id:980114)

2019年01月23日17:28

226 view

ネアンデルタール人 ― 狼は如何にして犬に成りにしか? ― 【前編】 

■現代人は最大約2%ネアンデルタール人 人類史を塗り替える古代DNA革命
(ニューズウィーク日本版 - 09月25日 16:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=171&from=diary&id=5303

さて、本年度一発目の日記であるが、イキナリの大ネタである。

我々、「現生人類」ホモサピエンスは、凡そ700万年前、アフリカ大陸の大地溝帯で
アウストラロ・ピテクスだのピテカントロプスだのが誕生して以来、二十数種の誕生と
絶滅の試行錯誤を繰り返して辿りついた「最新モデル」の霊長類である。

そして、自らを「 ヒト(人)」、人間(HYUMAN)と称して万物霊長のTOPとして
他の生物や種の運命さえ左右するほどになった。

下の動画を見て欲しい。バッド(下向き矢印)
フォト



グッド(上向き矢印)皆様も一度はクチずさんだことがあるかも知れない。
特に「ガッツ石松」状の田舎臭い顔をしたクラスメートを
「お〜い、バナナやんぞーw」等とからかったり
コノ歌を歌いながら囃したてたりした事はないだろうか?

え!? 無い? そうですか。まんもちゃんはありまつ(テヘペロw)
おっと、脱線。 本来コノ歌は、環境保護を訴える歌だったが、
一小節目だけが一人歩きして、「間違った人類の進化」を流布してしまった。

『間違った』と表現したが、大まかに言えば合っているし、厳密に言えば違うのだ。
我々、ホモサピは、現行の猿やチンパンジーやゴリラから、直接進化した訳ではない。

フォト

フォト


コレらの図を単一起源説と云ったり、単一進化図と云う
グッド(上向き矢印)コノ手合いの進化図の「落とし穴」である。

人類や生物の種の進化系統図は一本の道ではない。
本来は、「進化系統樹」で表される。
進化のプロセスはツリー状の系統樹であるからである。

フォト


昨今、分子生物学のハプロDNA分析やゲノム解析の精度が進み、
DNA考古学が次々に新しい発見や新説を発表している。

そこでにわかに脚光を浴びてきたのが、「ネアンデルタール人」である。

最新モデル「ホモサピエンス」のひとつ前のモデル。そして絶版になったヒト型。
非常に謎が多い人種である。

フォト


なんせ、我々世代が受けてきた先史人類の教育は酷くてネ。

類人猿→猿人→原人「原始人)→旧人→新人→現生人類の区分分けで、
(※現在ではコノ区分けも過去のものとなり、使われていない)
一応、旧人と新人の間に位置付けられていたが、イラストは殆ど
猿人とか原人となんら変わらなかったw

1970年代、はじめ人間ギャートルズという漫画があったが、中に「ドテチン」と呼ばれる
猿人だかゴリラ状の生物が登場するが、まさにアレだった。



もっと酷いのがSF漫画の巨匠・石ノ森章太郎センセが描く「原始少年リュウ」である。
もうね、ホモサピと恐竜ティラノサウルスの同時代共演とかネw
アメリカ中西部のネオコンのキリスト教原理信者(ノアの箱舟派)も真っ青の
石ノ森センセの黒歴史である。よくこんなモン小学館の学年誌に連載していたなとw



ま、ナニはともあれ、2019年時点の21世紀の科学は、
20世紀のSF漫画の巨匠・石森章太郎より、
昭和のナンセンスギャグ漫画の鬼才園山俊二センセの方に
軍配を上げた。

まさに事実は小説よりも奇なりである。

21世紀の科学は、現生人類ホモサピエンスと一世代前のネアンデルタール人は
交流、交配、もしくは一時期同一地方で暮らしていた可能性を示唆している。

さすがにドテチンの描かれ方は酷いが、最新研究による「ドテチン」こと
ホモサピエンス・ネアンデルタールシスの画像がコレである。バッド(下向き矢印)

フォト


【ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、Neanderthal)】は、約40万年前に出現し、
2万数千年前に絶滅したとみられるヒト属の一種である。

ただし、新しい学説では、4万年前に絶滅したと示されている。
発見された頃、Homo neanderthalensisと名付けられ、ホモ・サピエンスと異なる種とされていた。しかし、現在はネアンデルタール人をホモ・サピエンスの一亜種である
ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス (Homo sapiens neanderthalensis) と
分類する見方が一般的である。

この場合ネアンデルタール人と現世人類との分岐直前(約47万年前)の共通祖先もまた
ホモ・サピエンスということになる。
本項ではいずれの学名でも通用する「ネアンデルタール人」を用いる。

かつて、ネアンデルタール人をホモ・サピエンスの祖先とする説があった。
しかし、遺骨(化石)から得られたミトコンドリアDNAの解析結果に基づき、
現在ではネアンデルタール人は我々の直系先祖ではなく別系統の人類であるとする見方が
有力である。

両者の遺伝子差異は他の動物種ならば別種と認定されるレベルであり、
ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血できなかったとする考え方が有力であった。
しかし、2010年5月7日のサイエンスに、われわれホモ・サピエンスのゲノムにネアンデルタール人の遺伝子が数%混入しているとの説が発表された。



ネアンデルタール人の脳容量は現生人類より大きく、男性の平均が1600 cm3あった
(現代人男性の平均は1450 cm3)。しかし、頭蓋骨の形状は異なる。
脳頭蓋は上下につぶれた形状をし、前後に長く、額は後方に向かって傾斜している。
また、後頭部に特徴的な膨らみ(ネアンデルタール人のシニョン)がある。

顔が大きく、特に上顔部が前方に突出して突顎である。鼻は鼻根部・先端部共に高くかつ幅広い。これらの形質に呼応して上顔部は現生人類のコーカソイドと同じか、さらに立体的(顔の彫が深い)である。

顔の曲率を調べる方法の一つとして「鼻頬角(びきょうかく)」があり、
これは左右眼窩の外側縁と鼻根部を結ぶ直線がなす角度で、
コーカソイドで136度から141度であり、モンゴロイドでは140度から150度であるが、
ネアンデルタール人類では136.6度であった。

他に、眉の部分が張り出し、眼窩上隆起を形成している。
また、頤(おとがい)の無い、大きく頑丈な下顎を持つ。

現生人類と比べ、喉の奥(上気道)が短い。
このため、分節言語を発声する能力が低かった可能性が議論されている。

四肢骨は遠位部、すなわち腕であれば前腕、下肢であれば脛の部分が短く、
しかも四肢全体が躯体部に比べて相対的に短く、いわゆるズングリとした「胴長短脚」の体型で、
これは彼らの生きていた時代の厳しい寒冷気候への適応であったとされる(アレンの法則)。

男性の平均身長は165cmほどで、体重は80kg以上と推定されている。
(※戦前の日本人男子の平均身長は156cm、山本五十六や東郷元帥は153cm)
骨格は非常に頑丈で骨格筋も現在のプロレスラーの様に発達していた。

現生人類が出現するまでの二十万年以上欧州を中心に君臨していた。

非常にマッチョな連中で、その化石から単騎決戦、一撃必殺型狩猟を好み
性格も勇猛果敢、野武士を思わせるモノノフ的性格だったのではないか推定されている。
脳の大きさもホモサピより大きく知能もさして変わらなかった。

二足歩行を始めたホモエレクトスからホモサピエンスに至る人類の系譜の中で
ネアンデルタール人は、腕力、体力・体格的に最大・最強種であり、
ある意味でのヒト種の到達点とも言われている。

もし、現世に彼らネアンデルタール人が出現したら、現在のオリンピック記録の
殆どを塗り替えるだろうと云われている。

では、何故そんな優秀な種である彼らネアンデルタール人が滅び
我々、ホモサピンスが最後に残ったのだろう?

それは、【言葉】 と 【犬・イヌ】 のお陰であるのだと、最新学説は云っている。

フォト



と、ゆーことで、前編はココまで

以降 続きは 中編

『 そして最後にヒトが残った。―我々はヒトになり、狼はイヌになった 』
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970117931&owner_id=980114

のココロだぁ!

・・・ヤバい、、コノ大風呂敷畳めない悪寒、、、orzあせあせ(飛び散る汗)


【参考論文】 『ネアンデルタール人とクロマニヨン人』 楢崎修一郎 博士著
https://www.jstage.jst.go.jp/article/psj1985/13/2/13_2_161/_pdf








2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年01月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031