書こうとした事がまとまりかけてた所で新しい発表があったりで少々延び延びになってました。
これまで出てきた情報を基に、辻褄の合いそうな筋書きを考えてみました。
ただ、物的証拠がないのは承知の上で、なるべく山口さんの主張に沿って(嘘はついてない、話を盛ってない)いく事を前提とします。
今回の事件において、意外に触れられてないのが「犯人はどうやってマンションに侵入したのか」という事です。
これまでの発表・報道の中では犯人の逮捕容疑は「暴行」のみです。
「住居不法侵入」がないのです。
報道の中では犯人の供述として「マンションは送迎車を追跡して特定した」とあるので、これが本当だとするならメンバーの情報なしに住所を特定し、侵入もメンバーの手引きなしに自力でした可能性もある訳です。
なのに、不法侵入の容疑がないとするなら、メンバーが中に導いたか、文春の記事にあるようにそのマンションに住んでいた、という事になります。
※住んでいた説が出る時点で現場となったマンションが女性専用ではない事になるのでそれをチョイスした運営の過失もあります
で、今日になって新潟日報がAKS松村匠取締役への取材内容を報じた中で「犯人は山口さんの向かいの部屋に住んでいた」と明言しました。
一応これで
・マンションは送迎者を追跡して特定した
↓
・同じマンションに住んだ
↓
・路上での会話で帰宅時間(が推測できる情報)を知った
↓
・犯行に及んだ
と、これまで公開された情報を並べても矛盾はない、すなわちメンバーの直接関与がなくても犯行は成立する事になります。
ですが。
NGTの中で山口さん1人だけこのマンションに住んでいた訳ではないのです。
「寮代わりにしていた」のですから、普通1フロア丸々借りるくらいの事をしてしかるべきでしょう。
この場合、向かいの部屋に男が住むってあり得るでしょうか?
もう少しマシなウソつけないかと思ってしまいます。
また、犯人が同じマンションに住んでいたとしても「メンバーの手引きなしに犯行を行う事ができる」だけで「犯人とメンバー繋がりはなかった」事の証明はできません。
もちろん「繋がりがあった」という証拠も今のところない訳ですが。
ただ、先ほどの向かいの部屋の件も「犯人が住んでいた」より「向かいのメンバーの部屋に男が一緒にいた」のほうが現実味があると私は思います。
なので、最初に書いたように山口さんの主張に沿ってメンバーの関与はあった事にします。
・・・と宣言した所でいきなり逆の事を述べますが。
私は、山口さんにひとつだけ事実誤認があったと思っています。
「自分を襲うようにメンバーが犯人をそそのかした」この部分です。
その根拠は、山口さんの被害状況です。
山口さんは襲われた具体的内容を「顔をつかまれた」と話しています。
もちろんそれ以上の被害があった可能性もありますが、この場は山口さんの話がすべてとします。
これに対して犯人の供述は「話をしたかった。暴行の意思はなかった」です。
自宅(の前)とはいえ、男2人に本気で暴行目的で襲われたら顔をつかまれた程度で済むのでしょうか?
このあたりをつなぎ合わせてみると下記のような経緯の可能性が見えてきます。
・向かいのメンバーの部屋で談笑(男2人とメンバー2人か?)
↓
・「まほほんもうすぐ帰ってくるよ」「じゃちょっと驚かせに行こうか」
みたいな会話から男1人が山口さん部屋前で待ち伏せ
↓
・山口さん帰宅、男が声をかける、驚いた山口さんが悲鳴をあげる
↓
・やばいと思ったもう1人の男が部屋から出てくる(←これが「犯人の1人は向かいの部屋から出てきた」)
↓
・悲鳴を止めるために山口さんの口をふさぐ(←これが「顔をつかまれた」)
これなら、犯人の供述と山口さんの被害状況とが矛盾なく成立します。
だから本当に犯人び暴行の意思はなかったのかもしれません。
もちろん、本来最も安全な場所のはずの自宅(の前)で男に声をかけられた山口さんの恐怖が計り知れないものである事も確かではありますが。
こんな所でしょうか。
これで終わるつもりだったのですが、もうひとつだけ。
次は運営の失策について述べていこうかと・・・たくさんありすぎますがw
んでは今日のパジャドラ当たってるので劇場へ行きます。
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