もしもの話

さて、自分の性別と向き合う覚悟ができたわけで、次回の心療内科で色々相談しようと思っているわけですけど、やっぱりそうと決まったら色々想像しちゃうんですよね。

もし、本当に性別が女だったら、この後どうしていくのか。
もし、本当はやっぱり男だったら、この後どうしていくのか。

どちらかといえば、自分の性別は女だと確信しているところもあるので、女だったらどうしようっていう事の方が圧倒的に考える時間が長かった気がします。

まずはアレですよね、「性別適合手術」
正直、手術までは考えてないんですよ。
と、いうより、もうちょっと待ってみたいんですよね。
ほら、いまips細胞？とかっていうのが研究進んでて、自分の細胞で自分の臓器が作れて拒絶反応が起きないとかなんとかって言われてるじゃないですか？
もし、その技術がもっと進歩すれば、性別適合手術にも適用されるんじゃないかってにらんでるんですよね。
その前に、焦って今の技術で手術するのはちょっと気が早いかなぁ？って思ってるってのが実情です。

で、そのあとはお仕事の方ですよね。
やっぱり、在籍している社員の性別が突然変わるとか、在籍している社員の外見がどんどん異性化しているとか、そういう経験がある会社って少ないと思うんですよね、まだまだこの国では。
なので、もしその現場を目の当たりにしたときに、うちの会社の人間はどういう対応をとるのかなぁ？って。
どっからどう見ても女にしか見えない男性社員がいて、例えば泊まりの社員旅行が企画された場合、その社員の扱いをどうするかとかね？

色々と考えても、結論なんてものは出ないわけですよ。
そもそもアタシ一人の問題でもないし、第一、アタシの本当の性別だってまだわからないわけなんですから。

でも、結論なんて出なくっても、それを考えるのが何となく楽しいんですよね。
もし本当に女と診断されたら、多分いろんなところで世界が変わるって思うんです。
もちろん、周りが変わるわけじゃないんですよ、アタシの考え方と感じ方が変わるだけ。
それだけなんですけど、それでもやっぱり変わる気がするんです。

あ、ちなみに、手術はしなくてもホルモン治療は受けるつもりでいます。
外見とか正直アタシ、自分の男らしいところ好きじゃないんで。
それも楽しみの一つなんですよねぇ。

がっちりした体格だから似合わないかもだけど、スカートだって憧れてるんです。
今からいろんなことが楽しみ過ぎてワクワクしちゃいますよね。

まぁ、あくまでも「もし本当に女だったら」の話なんですけどねｗ