薄情もんが田舎の町に
あと足で砂ばかけるって言われてさ
出ていくならお前の身内も住めんようにしちゃるって言われてさ
うっかり燃やしたことにして
やっぱり燃やせんかったこの切符
あんたに送るけん持っとってよ
滲んだ文字 東京ゆき
■村八分にされ転居、男性が提訴 「ため池の水抜かれた」
(朝日新聞デジタル - 01月22日 19:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5466947
>大分県内の男性(73)ら家族3人
73歳なんだから、若い(中年)時に中島みゆきくらいは聴いておかないと。
1970年代くらいのフォークソングは、都会に憧れて、田舎がイヤでイヤでたまらなくて、生まれ故郷を出る若者の歌である。
淋しくて 言うんじゃないが
帰ろかな 帰ろかな
故郷のおふくろ 便りじゃ元気
だけど気になる やっぱり親子
帰ろかな 帰るのよそうかな
1950年代、60年代くらいの演歌は、都会に出てきて寂しさで望郷の念に駆られる若者の歌が多い。
しかし、帰りたい田舎というのは、家族知人友人の住む、自分が熟知している生まれ故郷である。
土地勘もない知らない田舎でカントリーライフを送りたいという歌ではない。
そんな場所に住んだら、ロクなことにならないことは、田舎出身者ならすぐに判る話である。
中世ドイツの格言に「Stadtluft macht frei 都市の空気は自由にする」というのがある。
人間が、わざわざ、都市なんていうヘンテコなモノを作ったのには、ちゃんと理由があるのだ。
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