地場スーパーの生き残り

鍼灸の帰りにスーパーへジャガイモとタマネギを買いに寄った。ちょうど台所の細長電球が切れていたので、現物を持って電気店に行ったのだが、その前に大坂屋ショップ（スーパー）があった。大坂屋とあるが富山のス―パ―である。

いつもは家の近くの地場スーパーに行くのだが、たまたま大坂屋ショップは職場の近くにあり、トイレを頻繁に借りているのでカードを作ってあるのだ。もちろんトイレだけに行くわけではないが、楽天とコンビのカードなので作った。

この大坂屋ショップへ行くと、地場のスーパーが生き残るのは大変だなといつも思う。これ以外に県外資本はバロー（岐阜）、アルビス（富山）、大手のイオン・マックスバリューがある。それ対して地場ではニュー三久（金沢）、ナルックス（金沢）マルエー（鶴来）どんたく（七尾）、これ以外にＪＡ系列のＡコープがある。またドンキ・アピタなどにも同部門がある。

前には金沢にはもっとスーパーがあったが廃業したか県外資本に吸収された。

生徒の就職指導で、これらの担当者とよく話した。県外・大手資本はあまりないが、地場のスーパーは高卒（新卒）が必要なのだし生徒も希望者がいる。終身雇用までは言わないが、少なくともキャリアとして生かせるレベルまで長く働いて欲しいと思うから、会社の状態や社内での教育などかなり突っ込んで聞く。

高卒で入って一から教えて１，２年もたないでやめてもらうと、会社の投資が回収できないから、そこは丁寧に教えてくれる。まあ実際に入社した卒業生から、話が違う、と言われたこともあるが、以前ほどはない。そこは人手不足で会社も必死だからだ。

今日の大坂屋ショップでレジのパート募集のチラシが貼ってあった。時給８５０円〜（時間・日によって異なる）。だが、この賃金で実際に人が集まるだろうか。石川県の最低賃金にわずかプラスされた程度である。そういえば、昨日夕食にココ壱のカレー・ルウを妻に買ってきてもらったのだが、バイトの募集で時給９００円だったらしい。

で、そういう人材確保以外に、実際に売り場を歩いていると、残念だが地場では価格も種類も勝負できないと思う。どうやって生き残っていくのか、でもなくなると困るんだよね、実際、新しく入ってきたスーパーは大きな駐車場の郊外型の店舗だからちょっと歩いて行って買うという事ができない。そうなると結局野菜も売るコンビニに行くことになるのかな。


日本国憲法第２章第九条を守ろう！

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