マスカレードホテル･メイドインアビス後編観てきたよ

■マスカレード・ホテル
東野圭吾の原作小説があるってことしか知らずに観ました。劇場で流れていた予告編からシリアスな推理物と思っていたのですが、本編は割とのほほんとしたユーモア多めの印象でした。そういやこの原作者はガリレオの人でしたね。音楽の使い方も画作りも、古畑ぽいと言うか、三谷幸喜っぽい雰囲気を感じました。ドラマとしてはまあまあ面白いのですが、推理物としてはあんまり頂けないような……。電話のトリックなんて、50年前でも容疑者や参考人の証言と通話記録が一致するか検証するだろって杜撰さで、さすがに原作通りとは思えないので愛のない改編が行われたもんだと、気分悪くなっちゃいましたよ。キムタクは想像よりキムタク成分少なくて、好印象でした。明石家さんまはモブとして、フロントでチェックインする後ろ姿が写っていたはずなんだけど、気づかなかったなあ……。

■劇場版総集編 【後編】メイドインアビス　放浪する黄昏
前半も可愛い絵柄にシビアな話だと思っていましたが、後編ではとんでもなくエグい話が展開されました。子供が障害が残るほどの重傷を負ったり、子供が人体実験の犠牲者になったり、そんな話は好きじゃ無いんだよなー。ぼろぼろ泣きながら、本気で観るんじゃ無かったと後悔しました。まあここまで観たんですから次の映画も観ることになると思うのですが、また酷い話になるんだろうな……。