饗庭野演習場における米日共同実働訓練　オスプレイ、来月に三重県内に飛来

饗庭野演習場における米日共同実働訓練

オスプレイ、来月に三重県に飛来

米海兵隊と陸自による米日共同実働訓練に、オスプレイが三重県内に初飛来するのは２月４日と５日。三重県伊勢市の明野駐屯地は饗庭野演習場における米日共同実働訓練におけるオスプレイの整備拠点となる。最大で４機が飛来し、滋賀県高島市の饗庭野演習場まで米海兵隊および陸上自衛隊の隊員らを輸送するものである。


陸上幕僚監部広報室から発表されているのは…

国内における米海兵隊との実動訓練（フォレストライト０２）の概要について
http://www.mod.go.jp/gsdf/news/press/2019/pdf/20190117.pdf
陸上自衛隊は、下記のとおり国内における米海兵隊との実動訓練（フォレストラ
イト０２）を実施します。

１ 目 的
陸上自衛隊及び米海兵隊の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦
を実施する場合における相互連携要領を実行動（指揮機関訓練を含む。）により
訓練し、連携強化及び共同対処能力の向上を図る。
２ 期 間
平成３１年２月４日（月）〜２月１５日（金）

３ 場 所
饗庭野演習場、今津駐屯地及び明野駐屯地

４ 担任官
(1) 陸上自衛隊
第３師団長 陸将 田中 重伸（たなか しげのぶ）
(2) 米海兵隊
第３海兵師団長 准将 ウィリアム Ｍ ジャーニー （William M. Jurney）
５ 訓練実施部隊
(1) 陸上自衛隊
ア 部 隊
第３師団第７普通科連隊基幹（約６００名）
イ 装備品
８９式５．５６ｍｍ小銃、５．５６ｍｍ機関銃ＭＩＮＩＭＩ、８１ｍｍ
迫撃砲、１２０ｍｍ迫撃砲、０１式軽対戦車誘導弾、８７式対戦車誘導弾、
対人狙撃銃、７４式戦車、航空機（ＵＨ−１、ＣＨ−４７、ＡＨ−１）等
(2) 米海兵隊
ア 部 隊
(ｱ) 第４海兵連隊第２−２３大隊基幹（約２３０名）
(ｲ) 第３１海兵機動展開隊（約１１０名）
イ 装備品
５．５６ｍｍ小銃、７．６２ｍｍ中機関銃、７．６２ｍｍ狙撃銃、対戦車
ロケット砲、航空機（ＭＶ−２２）等
６ 備 考
(1) 本訓練は、平成２８年９月１日付の日米合同委員会合意に基づき、沖縄県外
での訓練の一層の推進を図り、訓練活動に伴う沖縄の負担を軽減するため、現
在、普天間飛行場に所在するＭＶ−２２オスプレイ等の訓練移転を組み込んで
実施します。
(2) 本訓練における各種訓練課目は、連絡・通報態勢を含んだ万全な安全管理態
勢の下に実施します。