■横綱稀勢の里が引退へ 初場所、初日から3連敗で決断
(朝日新聞デジタル - 01月16日 09:01)
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相撲ファンの、日本の相撲ファンのみなさんの期待を一身に背負い。
数々の休場で揶揄されるなか、満身創痍で土俵に上がっていた横綱・稀勢の里関・・・
とうとう、この日が、来てしまいました・・・。
横綱・稀勢の里、引退発表・・・。
成績として、ワーストの8連敗してしまって。 もちろん、今場所ダメなら、とわかっていたし、「やっぱりダメか」、という思いもありましたが・・・。
今でも鮮明に覚えてます。その時は、今思えば「なんとなく聴いてて覚えてた」、んですけど。
「萩原」と名乗ってた時代、あるラジオを聴きながらガンプラ作ってて。「萩原、っていう今後大注目の力士がいるんですよ」とパーソナリティ。結果、稀勢の里とシコ名を変えて、それからの活躍はご存知の通り・・・
不思議なもので、ホントに、この部屋で机をどこに置いてラジオ聴きながらガンプラを、どうやって作って、ってところまで結構鮮明に、今でも思い出せて。
悪く言えば、「先延ばしにされて」休場だらけで、ここまで「こさせてもらった」感じもありますけども、それだけ、「日本人横綱」に期待されてた、ってことで。
・・・やっぱり、2017年春場所の、「奇跡の逆転優勝」が、勝った取組としては、みなさん印象が強いのではないでしょうか。
13日目の日馬富士戦で左胸付近を痛め、「ムリだ」と言われる中14日目の鶴竜戦、あっけなく破れ、「やっぱりな、あ〜あ」となっている中、千秋楽。
本割で照ノ富士を逆転で突き落とし、まずここで相当盛り上がり、日本国民相撲ファンが「もしかして!?」と興奮のなか、優勝決定戦では、ここでも逆転で小手投げ!! 感動の「新横綱での逆転優勝」という、奇跡をみせてくれて・・・。
ただ、ホントに今思えば、その「次の場所」に、強行出場したことが、力士生命を大きく短くしてしまった、代償になってしまってたわけで・・・
今日の会見で、横綱も言ってましたけど、「潔く引退するか、横綱にあげてもらって、ファンの方たちのために相撲を取るかはいつも稽古場で自問自答していた」、こういう気持ちがあったからこそ、「強行」し、さらにケガを酷くさせ、結果的に引退せざるを得ない体になってしまって・・・。
しかし、改めてだけど、「横綱」という立場は、ホントに凄く、そしてつらい立場だな、と。
大昔は、最高位が「大関」で、「横綱は神と同位」だったわけで。だから、「横綱の品位」というものがあって。
選手(いちアスリート)のトップ、というだけでなく、何百年と続く大相撲の伝統、品格を背負う立場であり、だからこそ大相撲は「国技」とされているわけで、横綱は、そういう「いろんなものを背負った」立場であって・・・。
・・・横綱としては、36勝しか、していません。ただ、三役以外も含め、節目節目で、横綱・白鵬関の連勝を63で止めたりして、白鵬関の「ライバル」であったのも事実です。
・・・日本の相撲ファンみんなに愛された、「悲劇の」横綱、稀勢の里関。
繰り返しになりますが、2017年の春場所の逆転優勝の感動、相撲ファンとして、絶対に忘れません!!
17年の土俵人生、本当にお疲れ様でした!!!
・・・休場が多かったとはいえ、稀勢の里の相撲、もう観れないし聴けないんだもんなぁ・・・。
ホント、さみしくなるわぁ(泣泣泣)・・・。
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