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2019年01月15日10:03

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1月15日(火) #1759 知らなかった! あれも「季語」?( ゚д゚)

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から80年前の1939年(昭和14年)の今日、東京高速鉄道の新橋駅〜虎ノ門駅間が開通し、現在の東京メトロ銀座線にあたる区間が全通しました。

■銀座線の歴史 | メトロアーカイブアルバム
https://metroarchive.jp/content/ginza.html/


また、今から50年前の1969年(昭和44年)の今日は、俳優の影丸茂樹(かげまる しげき)さんの生まれた日です。

■影丸茂樹|R.crew
http://www.r-crew.co.jp/entertainment/actors/men/Kagemaru-Shigeki.html



























1月15日 火曜日

最近、「プレバト!!」という番組の評判が良く、とりわけ俳句の腕を競い合うものにおいては、講師の夏井いつき先生と詠者タレントとのやりとりが話題を呼んでいます。

一方で私としましては、この俳句というものにおいては、歳時記においても欠かせない「季語」、すなわち四季を感じさせる言葉の勉強にもなるので、かなり参考になる事も少なくありません。

季語は、言ってしまえば当たり前に感じるものが殆どですが、中にはそれが季語だと知らないで使ってしまう恐れのある言葉もあり、気をつけなければならない点の一つと言えましょう。

先日放送されたものの中にあったのが「走馬灯」であります。これは提灯のようなものの中にくるくると回る絵が入れられていて、影絵が動いて見えるように作られています。それだけでは走馬灯なるものは季節と関係のないもののように思えますが、実はもともとは夏の夜における遊び道具の一つだったそうで、俳諧では夏の季語なのだそうです( ゚д゚)

ですから、走馬灯の事を俳句として詠む場合は、夏の時期ならばそのまま季語になりますが、夏以外の季節においては「季重なり」のみならず異種の季語のぶつかり合いで風情や詠み手の思いが複雑困難なものとなり、とんでもない駄作と化してしまいかねない事に注意が必要です。

また、わらび餅と言えば、とりわけ関西ではわらび餅を売る小型トラックやリヤカーが夏の時期にやって来る地域も多いため、夏の季語と捉えがちですが、本格的なわらび餅は日持ちが悪いため、夏場に売るのは不適切で、春先に売るのがスジなのだそうです。それゆえかわらび餅は春の季語になっています。

ほか、まだまだ掘り返せば季語の落とし穴はたくさん出てきそうですが、ひとまず今回はここまでと致しましょうm(_ _)m

俳句は、ややもすれば「古臭い」「ジジババかお前は」なる声を返されそうな気もしなくもないですが、それはとんでもない事です。うまくやれば英単語や横文字を絡めた現代風の俳句を作る事もできますし、時事川柳と絡めた「時事俳句」を作成する事も可能です。皆さんもちょっとチャレンジしてみてはいかがでしょうか?(^-^)

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