この日は他に類する人はいないと言えるような、魅せるライブをする2組のライブへ。
まずは久々に見るNUUNIQから。最近はこだわった演出をすると公演が多かったけど、この日はシンプルに音だけで聴かせるライブ。もっと言えば、咲さんのボーカル力だけでINUUNIQの躍動感あふれる生命力を表現したライブでありましたね。最小限だけど、その世界を広げるサポートのサウンドにのせて歌うINUUNIQらしい宇宙で、こういうミニマムなものでも、しっかりと空間を演出していましたね。
そして、葉山久瑠実さんは半年ぶりでしたが、エンターテイナーとしても凛とした美しい女を描く歌い手としても、ちょいちょいと凄くなってきてましたね。歌詞もピアノも突き刺さる鋭さがあるけど、そのネガティブさもそのまんまのに誰しもが持つ感情をズバッと斬る歌は、鋭くなるほど美しさも。
それに加えて、カバーしても原曲が良いからこその大胆なアレンジで、シャレオツなカッコいい仕上がりだったり、新曲もあるあるな内容と思いきや、見事なオチ(タイトルに注目って、そういうことね)だったり、本当に飽きさせないですよね。
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