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2019年01月13日19:53

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「五瓣の椿」「サプライズ」&「轟く天地」

 …休日。ひさしぶりに一日家に籠って、映画三昧♪

 午前中、洗濯の後にDVDで野村芳太郎監督の「五瓣の椿」を。
 昼にクリームシチュー作ってから、アダム・ウィンガード監督の「サプライズ」と、ヘンリー・ハサウェイ監督の「轟く天地」を観ました。



 ☆「五瓣の椿」(1964)監督 野村芳太郎 出演 岩下志麻、加藤剛、田村高廣、伊藤雄之助、小沢昭一、岡田英次、早川保、左幸子、加藤嘉、西村晃、大辻伺郎、穂積隆信、青山宏、高橋とよ、入川保則、柳沢真一、河野秋武、山岡久乃、市原悦子、永井智雄

 天保五年、むさし屋喜兵衛の別邸が全焼し、喜兵衛とその妻おその、そして娘おしののものとみられる三人の焼死体が見つかった。
 数ヶ月後、人気三味線弾きの蝶太夫はおりうという娘に熱を上げていた。おりうは、蝶太夫がむさし屋のおそのと関係があったことを知る。翌朝、蝶太夫の刺殺体が発見される。枕元には椿の花が置かれていた。
 婦人科の医師の得石は、かつて彼がむさし屋のおそのと関係を持ち、彼女から得た金を元手に開業したのだった。その得石が刺殺され、やはり椿の花が置かれているのが発見される……。


 …2度目の鑑賞です。

 原作は山本周五郎の名作同名小説。「点と線」「ゼロの焦点」「砂の器」「鬼畜」などの野村芳太郎が監督した時代劇ミステリーです。

 それまで松竹の単なる美人女優だった、製作当時25歳の岩下志麻がいわゆる “ 女優開眼 ” したという作品であります!

 ジャンル的には、いわゆる “ 倒叙推理 ” 形式のミステリーでじつによく出来ている。井手雅人の脚本が非常に優れて、素晴らしい!
 二部構成の2時間43分がまったくダレること無く、アッという間に終わってしまいます。


 個人的に大好きな作品で、メチャこれは本当にオススメですッ!
 …原作も、とても面白いです!



 ☆「サプライズ」(2011)監督 アダム・ウィンガード 出演 シャーニ・ヴィンソン、ニコラス・トゥッチ、ウェンディ・グレン、A・J・ボーウェン、ジョー・スワンバーグ、マーガレット・レイニー、エイミー・サイメッツ、タイ・ウェスト

 両親の結婚35周年を祝うため、子どもたちとそのパートナー総勢10人が顔を揃える。
 晩餐のテーブルを囲み、和やかな団らんのひとときが始まるかに思われた矢先、家の外にアニマルマスクを被った謎の集団が現れ、中にいた人間を一人また一人と仕留め始める。
 理由もわからず、たちまちパニックに陥る一同だったが……。


 これは…… まったく芸のない映画であった。(笑)

 一応、スプラッター・ホラーなんだけれども、で、それなりにグロい表現もあったりもするんだけれども、…まったくサプライズのない映画でありました。

 …ヒロイン、なんや知らんけど、強過ぎるだろ。



 ☆「轟く天地」(1933)監督 ヘンリー・ハサウェイ 出演 ランドルフ・スコット、ジュディス・アレン、ハリー・ケリー、バスター・クラブ、ノア・ビアリー・Sr、モンテ・ブルー

 インディアンに化けた白人の無法者が、バッファローの狩猟隊を襲うという事件が相次いでいた。
 襲われていた男を救けたことから、狩猟隊に加わることになったトムは、隊の美しい女性ミリーに一目惚れしてしまう。だが、ミリーは、評判のよくない隊長ランドールの義理の娘だった……。


 1925年の同名サイレント活劇を、若きヘンリー・ハサウェイ( 当時35歳 )がリメイクした西部劇です。

 62分という尺に、西部劇のエッセンスがギュッ!と詰められた娯楽作です。

 …スゴいよね〜、1933年、昭和8年ですよ〜。

 でも、そんな大昔の映画を、今、座敷に寝転がってノンビリ観られるってコトのほうが、スゴいコトなのかも知れませんねぇ。いや、ホント。(笑)

 

 
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