豊岡訪問したおり、帰りの道の駅で香住鶴という酒蔵を知った。
ちょっと興味が湧いた。
行ったことも無い日本海の小さな漁村のイメージしかありません。
昔、入社間もない頃、大阪の事務所で内務員募集をした。
入社した翌年だったと思うが、香住町からも履歴書が送られてきたのを覚えている。
たぶん、就職が決まらなくて県外の企業まで応募してきたのだろう・・
借り上げ寮のあったワシでさえ生活苦しかったから、
そこまで判断した県外就職は大変な覚悟だったろうと思う。
県外就職を心配したのか判らないがその時は採用から漏れてしまいました。
ワシが社会人になった1980年も就職不況と言われた。
第一志望に内定しないと次は無い。
そう言われた記憶があります。
ワシは電機関係の学科だったが、
多くが造船や電気店、紡績、自動車ディーラーに就職した。
電機知識は必要のない企業もたくさんありました。
この30年で世の中は大きく変わりました。
業績が伸びた1985年
パソコンが普及した1995年
不況の最中だった2005年
不況から脱した2015年
企業も山谷があり、日本もバブルからデフレスパイラルへ、
波に乗れなかったひと、自分の波を見つけられた人、
人それぞれですが、、人生は死ぬまで判らないですね。
神戸に行った際、「香住鶴」を見つけて買ってきた。
何故か40年近く前のことを思い出しながら味わう、
なかなか見事な酒
フレッシュで濃密、甘く辛く、全部入れ。
これは癖になりそうです。
昨年はたくさんの酒蔵を味わうことができた。
日本酒の味わい深さを満喫した1年でした。
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