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2019年01月08日17:42

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方向性の転換。

今日はお休みの日。

買い物に行ってきたが
そのあとどうも頭が痛い。
風邪を引いたらしい。

パイロンPL顆粒を飲んで
気になった車の汚れを落とすため
無理をして洗車を。

今や我が家の主力機ヴェゼル、結構汚れていたのでかわいそうに思い頑張って洗った。
もうしばらく一台で頑張ってね。。。

ところで、今まで断捨離をして無駄をなくしてきた。
その考えから、買い物は減ったし無駄なものは買わなくなった。
良いことだ。

そして見えてきたものは
「無駄とは何か」だ。

例えば「バーゲン陳列に並んでいて安かったセーター」とか
あるいは「特価○○%引き売り切り品」などだ。

安かったから買う。
思った以上に。

だけど、買ってみたら自分に合わなかった。
サイズが合わない・趣味が合わない・時期が合わない。
来年着れるからいいや、と思ったら流行に逆行したので着られない。

そんな感じの物だ。

ただしこういうものは別。
いつも食べているヨーグルトが、普段より安くなってたので
まだあるけど賞味期限中には必要になるから買っておいた、とか
どうしても欲しかったのだけれどもなかなか手が出ない電化製品が
たまたま安くなっており、そろそろ壊れそうな音も出しているので思い切って、とかは。

ちゃんとそれを買う意味があるものは別。

そういうことが身についてきた。

だけど、これだと人生が無味無臭になってしまう。

なので、今年はちょっと方向を変えてみようかと思う。

削りに削って開いた穴。
新しいものがそこに入れるスペースがあって
それが自分の人生に満足や誇り、自分を肯定しうるもの、
自分に癒しを与えてくれるもの。

昨日一昨日まで全否定だったものを今日になって変えようと思ったのは
洗車中に色々考えていた時にひらめいたから。

僕の生き方は、仕事や本などで形作られたものが多い。
エジソンや本田宗一郎の伝記。
トヨタの生産方式。
アイルトン・セナのドライビングテクニック。
いや、それだけではなく過去見てきたドラマやアニメの主人公たちのセリフ。

そんなものが血肉になっていることは間違いない。

ところで、最近はムラやムダを極端に無くしてきた。
その結果、かなり無味無臭な人生。
嫌なことがいっぱいだけど、それを発散するものがない。

本当に無駄なことって何だろう?

そう考えているうちに話が大きくなって
「平成が30年前の今日始まったけど昔と今の日本が違うものってなんだ?」
と思った時に

「昔って、もっとハチャメチャで(?)が多かったけどその分楽しかったよな?」
「昔って無駄なことをもっと一生懸命やってたよな?」
「昔って何でもかんでも失敗しても無駄なことやったよな?」

そんなことを思い出した。

昔はやったスキーなんかは
金曜日の夜には夜行バスでみんなスキーをしに雪国に向かった。
日曜にはとんぼ返りだったが
それでも楽しんでいたと思う。

バブルの真っただ中もそう。
僕が驚いたのは
就職活動やらなんやらで企業に行ったら
面接に行くだけでお金がもらえた。
交通費も出た。

今では信じられないようなことが普通だった。
だからこそ?いろんなものにお金が回っていた。
タクシーを呼ぶのに札束をもって振り回しても停まらなかった時代。
女子大生がアウディで学校に行った時代。
就職したら車がプレゼントされた時代。

そんな時代だったけど、だからこそいろんなものにお金が回った。
だから?とんでもないことにお金が使われたけれど
2000年にはみんな宇宙に行けるんじゃないかと少しばかり思ったりしたり
もっと簡単にいろんな病気が治るんじゃないかなんて思ってた。

そのころの基礎研究が今日実を結んでいるわけだが
この先はもうありえないだろう。
それこそ、無駄な物にはお金を出さなくなったのだから。
基礎研究より直ぐにお金になるものにしかお金が出なくなった。
だから研究するものは限られる。

どんなに可能性があってもお金が無くてできない。
無駄っぽいものには投資できない。
そういう「遊び」を無くしたから今の日本は生きにくい気がしてならない。

そんなことを考えてたら…


今年はちょっと無駄な遊びってやつをやってみるか。

そんなことを思った。

今まではもったいないから買わなかった。
今までは無駄だからしなかった。
今まではその意義が見つからなければ切り捨てた。

でも今年は・・・。

ちょっと、むらっけむだっけを起こしてみようかな。

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