<以下、ネタバレあり要注意>
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『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』< ☆ × 9 >
前作より緊迫感マシマシで描写は過激に
反面アレハンドロとマットの関係はウェットに。
本作は最初から主人公が誰かハッキリしている分すんなり話に没入出来る。
監督が変わったというのに(ドゥニ・ヴィルヌーヴ⇒ステファノ・ソッリマ)
この完成度。 なにこれ!?
序盤のテロから拉致までだけでも見る価値ある大傑作!!
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『銃』< ☆ × 2 >
モノクロからのカラー、タバコ、ロングコート、リボルバー、
差し込まれるナレーション。
昔のハードボイルドやりたかったのかな? カッコつけたかったのかな?
今時そういうのこんなの流行らないって。
力を持つ事で変化していく心境描写をメインに描けば
もっともっと面白い作品として仕上がっていたはずなのに、、、。
村上虹朗はこんな役ばかり受けているとダメになってしまう気がする。
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『ヘレディタリー/継承』< ☆ × 9 >
怖い! というよりも 不穏で禍々しいトラウマ映画。
行き先の分からないバスに乗せられ逃げ出せない状況のような”不安”が続く。
なにより映像・演出が巧み。
振り返ってみれば全ての台詞やアイテムがラストへ向けた伏線とヒントだらけで
「そういう話か・・・」と判った後も反芻して楽しめる。
オープニングの演出、
序盤とんでもない惨劇からの思考停止期間の居た堪れなさ等見所がいっぱい。
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