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2019年01月06日23:06

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M9

今日の午前はオケ練の次回演奏会候補曲の初見大会でした。
今年の吹き初めでしたがほとんど吹けなかったので初めになりませんでした。
シューマン2番、
ベートーヴェン6番、
ドヴォルザークの7番、9番
9番の2ndはやったことがあるのに駄目になってました
この中から選ばれないことを祈ります

今日の午後はお友達ご出演の演奏会でした。

○国立マーラー楽友協会 New Year Concert 2019
開演:2019年1月6日(日)15:30
会場:一橋大学兼松講堂
曲目:マーラー/交響曲第9番
指揮:齊藤栄一

毎年12月〜1月に開催される無料の演奏会です。
曲目はマーラーの9番のみ。

開始後かなり不安だったものの、十数秒で弦楽器が出てくると安心感が広がる。
この楽団の弦楽器は特別に上手。
第1楽章はそんなでいろいろとドキドキしましたが、第2楽章に入るともう安定な感じ。
第2楽章、第3楽章とどんどん演奏に集中が高まって極寒の会場のなか熱も高まってくる感じ。
そんなでついに第4楽章はこれまでに聴いたことのないような就中の絶唱となり少しほろっと来ました。
巨大な弦楽合奏の拡大版のような曲(第4楽章のみならず第1楽章からすべて)なので、弦楽器が安定しているととてもすばらしく説得力があります。
たぶんこの曲に弦の奏者が抱く各々の想いが魂の奥底のところで一つになっているのでしょう。
第4楽章の金星の雲のような弦の分厚い響きとそこから生じる熱とみるみる透明になって終わるさまが圧巻でした。
弦楽器以外では、機械のように正確にマーラーの意図を汲んで鳴らすシンバル女子と、特高に転向寸前まで追い詰められながら血反吐を吐いて踏みとどまった思想家のようなティンパニ男子が、すばらし過ぎて終演後に最初に指揮者にお立ちの指名を受けていました。
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