mixiユーザー(id:9308023)

2019年01月04日21:28

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ケン・ブロック

ドリフトで有名な米国人ドライバー「ケン・ブロック」。
これまで「Ken Block's GYMKHANA」というシリーズで動画を公開してます。

確かにドリフトは上手いです。
見せ技としての派手なドリフトはね。
そしてXゲームズでは大暴れしてます。

https://www.youtube.com/watch?v=m_KBvP0_8Tc

でも実際のところ日本や米国では過大評価されてるかなっていうのがおいらの評価。
実は彼は世界ラリー選手権に参戦してます。
複数年参戦した唯一の米国人ではあります。
しかしポイントこそ数回獲得してますがそこまでの成績。
表彰台にはまだまだ遠いのが実際のところ。
派手なドリフトは上手いけど成績には繋がってない。
要はWRCで戦ってるドライバーには「速さ」と「確実性」で劣っているといったところ。

米国人にはラリーは向いてないんじゃないかなと思ったりもします。
そもそも米国にWRCで戦うような腕を磨く練習フィールドがないんじゃないかな?
なんせ広大な国土に大きなRのコーナーと直線が組み合わさった道路ばかり。
実際のWRCは欧州を中心にいろんな国を転戦するわけですから
道路状態も気候も様々ですからねぇ〜。

WRCでは昔から多くのフィンランド人が活躍しています。
そこには整備されていない日本の林道のような道路が多く、北欧ならではの雪道等の
様々な状況下での練習ができる環境があるというバックボーンの存在が大きいと思う。
「フライングフィン」って聞いたことあるでしょ?
ハンヌ・ミッコラ
ユハ・カンクネン
アリ・バタネン
ヘンリ・トイヴォネン
トミ・マキネン
マーカス・グロンホルム
ヤリ=マティ・ラトバラ
etc
日本でも知られた有名どころだけ抜粋してもこれだけいます。

そもそも米国人の多くが好むカテゴリーがCARTシリーズでNASCARでしょ?
オーバルコース中心のシリーズ戦で観客からも一目で順位がわかる単純なカテゴリーを
好むわけですからラリーの経験を積もうにも土壌がないわけです。
米国人がWRCで本当の意味で活躍できるようになるにはまだまだかなと思います。
まずは米国内にその土壌を作るところからでしょう。
まずは米国自動車企業がラリーを戦えるだけの車を作るところからですかね。

え?
フォードがあるじゃないかって?
あれはフォードはフォードでも欧州フォードね。
米本国のフォードはマシンの開発等に一切関与してません。
それどころかベース車両の製造もしてません。
フォードワークスの歴代ベース車両はすべて欧州フォードで開発製造されたものです。
要は米国自動車メーカーはラリーに興味を持っていないわけです。
これじゃあね┐(´д`)┌ヤレヤレ



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