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2019年01月02日22:04

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法律のおべんきょお

まず 大前提として
僕も 日本語で笑い 日本語で泣き 日本語で夢を見る
平凡な日本のおっちゃんであることから話を始めます

平凡な日本のおっちゃんとしては ものすごく腹が立ちます

しかし ここで 法律の体系や 法に対する考え方の違いの切り口から
この問題を見ていくことにします

1:
まともな法治国家はどこも一緒で
憲法>>(越えられない壁)>>条約>>各種法律
の法体系になっており 日本の裁判所も 違憲立法審査権を持っています

まともに考えたら 憲法9条と自衛隊は相反するものですし
同じように 憲法9条と日米安保は相反するものです

日本でも 現行憲法の下で ここらへんの矛盾点に関する訴訟が幾度となく行われてきた歴史があります
しかし 日本人は「玉虫色」が好きで 憲法判断に踏み込むことはしていないのが現状です
普通に考えると当たり前の話で
内閣法制局の人事も 最高裁判事の人事も 内閣に委ねられている以上
「自分の懐のほうが大切」
なのが「人情」だからです…

上述した法規の優先順位は韓国でも同じです

韓国の最高裁判所が 憲法判断として下した判決である以上
行政府は憲法判断に従う義務があります

それ以上でもそれ以下でもありません

2:
遡及法の原則
過去に遡及する法律や憲法判断は まともな法治国家だとどの国も一緒で
「一般人の利益になるものならば過去に遡及してもいい
一般人に不利になるものは過去に遡及してはいけない」
と言う鉄則があります

たとえば日本でも 通り魔犯罪などの被害に遭われた方への国による補償の国会審議の過程において
通り魔犯罪の被害者のご遺族が 国会の参考人として呼ばれた際に
「通り魔犯罪の被害者であり遺族は 取り返しのつかないことになっている
これは 最大限度まで過去に遡及して救済されるべきだと思います」
と発言して それによって日本での通り魔犯罪に対する国の補償は
過去に遡及された歴史があります

ここらへんの日本での歴史を見ないで 韓国の判決を批判すると
「日本人は二重基準ではないのか?」
と聞き返されることになりかねません

3:
「法」に対する考え方の違い
日本人は「たとえ悪法であっても 法は法だ」
と考えます
でも 大半の人は「大岡裁き」大好きですよね?
日本人は 法の範囲内で 裁量権を良心的に使ってくれる為政者を好みますが
韓国人は
「そもそも 法ってなんのためにあるの? 民を守るためのものでしょ?
それなら その目的に合致していない法は さっさと変えてしまうのが 為政者の役割でしょ?」
と考えます

これは上下関係優劣関係をつけるべきものではなく
「背負ってきた『文化』の違い」
によるもので お互いにその点を考慮しないと
どんどんわかりあえなくなっていきます…











■元徴用工訴訟の原告、新日鉄住金の資産差し押さえ申請
(朝日新聞デジタル - 01月02日 19:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5442982
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