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2019年01月02日00:21

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1月2日の誕生花・竹

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1月2日。本日の誕生日の方は、ヒヤシンス〈白〉(愛らしさ・悲哀・心静かな愛)、ロウバイ(慈愛心を持っている)、水仙〈黄〉(愛にこたえて)、椿〈赤〉(控え目な愛)、日本水仙[雪中花](自惚れ)等々があります。今回は、竹を取り上げます。花言葉は、「節度・節操のある」です。


竹は主にアジアの温帯・熱帯地域の様な気候が温暖で湿潤な地域に分布しています。対して、ササは寒冷地にも自生しています。タケ・ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にかけての広範囲で分布していますが、北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見ることができません。
タケ類は成長力が強く、ピークの時は1日で1メートル以上成長する物もあります。日本の中では素材としての利用が多く、乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えています。その繊維を利用して紙も作られていたり、竹酢液や竹炭、飼料、建材、工芸材料等々に使用されています。
また、食材としては、若いものを筍として食べるほか、葉を食料として利用する動物もおり、ジャイアントパンダが主食としている事は有名です。
写真の門松は、本日の誕生花「竹」を使ったお正月の代表の門松です。門松に松と竹が使われるのは、神の宿る場所(依代(よりしろ))が、永遠に続くことを願って組み合わされているそうです。「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と諺で言い伝えられてきました。写真の門松は、向かって左に雄松、右に雌松を飾ります。



「竹」が題材の文学作品は、
竹取物語、舌切り雀:作者不詳の日本の民話(おとぎ話)。
「竹」を使った、慣用句、ことわざは、
竹を割ったよう
破竹の勢い
竹馬(ちくば)の友
竹箆返し(しっぺがえし)
木に竹を接ぐ
松竹梅
「竹」を使った和歌と俳句は、
「わが屋戸(やど)の いささ群竹(むらたけ)
吹く風の 音のかそけき この夕(ゆうべ)かも」
万葉集 大伴家持(おおとものやかもち)

「なよ竹の 七のももそぢ 老いぬれど
八十の千節は 色も変らず」
金槐和歌集 源実朝

「筍(たけのこ)や 目黒の美人 ありやなし」

正岡子規


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