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2019年01月01日09:17

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平成31年正月

 新年明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。富士山猫

 さて、今年は平成最後の年ですね。偶然かと思いますが、平成14年頃に出版された堺屋太一氏の「平成30年(何もしなかった日本)」の本について思い出し、もう一度読んで現実と比較してみました。

 項 目     「平成30年」       現実
ガソリン価格   ℓ/1000円以上   ℓ/150円から160円 ★
地下鉄初乗り    500円         170円     ★
消費税      次年度20%      次年度10%
円相場     280円〜270円       110円前後
年金受給年齢     67歳         65歳
医療機関数 病院  8,000 8,400 平成29年1月
      診療所 80,000 100,000 平成29年1月
建築業従事者     430万         500万  

★資源危機という事件が想定され輸入価格の上昇が前提条件となっている。

 未来を予測するのは中々、難しいものですし、逆に少子化高齢化の進展等は、昭和の時代からある程度は予測されていたものです。でも、結構、近似値になっている部分もありますね。

 ガソリン価格は、現実には確かにこんなに上昇していませんが、東日本震災による一時的な原発停止から大量の化石燃料が輸入され、平成27年頃まで貿易赤字になっていますし、医療機関数や建築業従事者などはほぼ当たっていますね。

 面白いのは「何もしなかった日本」が副題にもかかわらず、現実の日本に比べ小説上では年金支給年齢や消費税率において努力していることです。これは、アベノミクスの効果なのか、小説設定上、最悪を想定している結果なのかは議論が分かれるところかもしれません。    

 何はともあれ、本年度もよい年であることを祈念いたします。

 写真は、市内の神社です。創建1300年とのことで、庭は平安時代に建設されたものとのことです。季節外れですが、紅葉を撮りました。

 
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