新年あけましておめでとうございます。
今年は みなさまにとって、昨年よりももっと過ごしやすく
幸せを感じられる年になりますよう、祈っています。
私は 昨年9/6に北海道胆振東部地震を経験し、直後からの
2日半の停電も経験し、日常の有難さと
人の優しさを強く感じました。
コミュニティでお世話になっている方々にもあたたかい言葉を
頂戴し、色々と手助けをしていただきました。
この感謝の気持ちを伝えられる適切な言葉がないほどです。
本当に、ありがとうございました。
9/6のあの夜（深夜3時頃）は、人生で一番の揺れで目覚めました。
ベッドの上で跳ね飛ばされそうな大きな揺れ。
体が固まってしまい、すぐ隣りの布団で寝ていた5歳の次男を
抱きおこすこともできませんでした・・・
揺れの途中で電気が消えて真っ暗になり、同じベッドで
寝ていた長男がどこにいるのかも分かりませんでした。
あちこちで物が落ちる音。
そして、すぐ近くで大きな家具が倒れる音がしました。
隣りの布団の次男は息づかいが聞こえたので無事なのは
分かっていましたが、同じベッドで寝ているはずの
長男がどこにいるのか分からなくて、不安でした。
さっき倒れたあの家具にあたっていないだろうか・・・
揺れが収って、茶の間から主人が懐中電灯をもってきて
くれました。・・・みんな無事でした。
寝室のクローゼットの枕棚からは様々なものが落ちて、
あたらなくて良かったと思いました。
ベッドの足下にあった、37型テレビが、テレビ台ごと
ベッドに倒れてきていました。
テレビの画面は割れていました。
寝相の悪い長男の頭がそこになくて本当に良かったです。
家族4人、茶の間に避難し、懐中電灯で明かりをとりながら
ラジオを聞きました。ラジオニュースでは、
北海道の泊発電所に異常はないことを真っ先に伝えていました。
すると、7歳の長男が急な嘔吐！あわてて雑巾を取りにいき、
拭いていると、今度は5歳の次男が嘔吐！
それだけ、あの揺れが恐怖だったのだと思います。
暗い中での掃除は大変でした。
しばらくラジオを聞いていると、北海道全体が
ブラックアウト（停電）したことを伝えていました。
お先まっくらでした。
地震のあとは、水道も止まりがち。
あせってお風呂に水をため、お鍋にも汲んでおきました。
うちはIHなこともあり、お湯が沸かせませんでした。
この為、先ほど掃除も冷たい水だけ、あぁ、お湯が
使えたら・・・と思いました。
朝になっても電気はつきませんでした。
コンビニに買い物へ行ってみた方が良くない？
次男は強度アレルギーだし、食べ物なくなるかもよ？と私。
そのうち停電直るんじゃない？買い物なんて行かなくても。
と呑気な主人。
それでも何だか心配で、朝10時ころコンビニのセイコーマートへ
いきました。やった！停電でもここだけやってる！
呑気に歩いていく近所の人々。
でも、着いてみたら、食べ物の争奪戦で、簡単に食べられる
ものがほとんどありませんでした。
この現実を、主人やみんなは知らなすぎる・・・
ログインしてコメントを確認・投稿する