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2018年12月28日21:04

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にんげんみたいなことが、してみたい。

あなたの命に刻まれた、たったひとつの小さな力

全ての生ある者に与えられた、取るに足らない小さな祈り

あなたが、いま、ここに在るという

ただそれだけの、奇跡



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ウィザーズ・ブレインIV 世界樹の街<上>

「マザーシステム」暴走によるシティ・神戸消滅から7ヶ月。
便利屋の「魔法士」錬とフィアは、調査に訪れたスイスの古い地下実験施設で一人の少年と出会う。
少年の名はエド。
「魔法士」の生みの親の一人、エリザベート・ザインが生涯最後に作り出した最高の「人形使い」……。
シティ・ロンドンを脱走したエドは、追手を逃れてこのプラントに潜んでいたのだ。
そして彼ら三人の前に現れた追手とは、雲上航行艦「HunterPigeon」を駆るヘイズとファンメイだった……。
滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る「魔法士」たちの戦いを描く人気シリーズ第4弾!



とうとう今までのシリーズの登場人物たちの物語が交錯します。
『元型なる悪魔使い』錬と『天使』フィアの2人が、『異端なる空賊』ヘイズと『龍使い』ファンメイが、『人形使い』エドを介して出会います。

世界樹の種を巡り対立する両陣営。
身体制御能力などの魔法が使えないにも関わらず、圧倒的な予測だけで互角以上に戦うヘイズがかっこよすぎ。

圧倒的な予測演算で出来損ないなりにも最高の攻撃力を持つヘイズ。
予測を絞らせない圧倒的な手数の錬。
他者を攻撃できないが、支配下に置けるフィア。
範囲攻撃は持たないが1対1なら圧倒的な力を誇るファンメイ。
それぞれが世界最高の魔法士で強いのですが、それでも勝てなさそうな相手がいるのが面白い。
知略で経験で、どれだけ相手より有利に立てるか。
その駆け引きが良い!



上巻は、新キャラ紹介に他のキャラの顔見せのような感じ。
これからどう世界が動いていくのかは下巻で!
巻末の年表や用語集を読んで、次巻を期待して待ちましょう。



仕事納まった
GLAY『MIRROR』を聴きながら
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