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2018年12月28日09:36

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アジア初演の第9

昨夜放送の「鳴門の第9」を今朝、ビデオで見た。
第1次大戦で、ドイツ人俘虜達の収容先が見つからず
困っていた所に、徳島が手を挙げて、彼らを受け入れた。
徳島の人達は、彼らを「歓迎します」と言う旗で出迎えたそうだ。
言葉通りに、人々は、1000人の俘虜達を温かく受け入れた。
俘虜と言っても自由で、地元の人々との交流に温もりを
感じていたそうで、解放されてドイツに帰った彼らが
徳島での生活が素晴らしかったと子孫に伝えている。
ドイツ館では、彼らの日常がイラストで書かれたのを展示
しているけれど、これは、俘虜の1人が描いたものだそうだ。
この俘虜達が、感謝の思いで演奏したのがアジア初演となる
ベートーベンの第9だった。
楽器はブリキや樽などを使って、みんなで手作り。
私も帰郷時にドイツ館を見学して、深く感動した。
四国88か所1番札所のある徳島では「おもてなし」の
思いが強く、相手が誰であろうと分け隔てない。
収容所の所長だった松江氏は、俘虜達の事を
「彼らは、犯罪者では無い。彼らも国のために立派に
命をかけて戦ったのだ。大切に尊重するのが武士の情け」との
気持ちで彼らを受け入れたそうだ。
この付近では、保育園でも第9を歌うので、3歳児でも
ちゃんとドイツ語で第9を歌っている♫
私も徳島合唱団に所属していた頃、第9を歌っていた。
徳島の文化を、私も誇りに思おう♫
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