2月10日
この日は三連休パスでちょっと本番前のお散歩気分で、今年で引退するスーパーあずさの振り子式車両の惜別乗車で新宿〜松本を往復。
思い入れのある車両だったんで、行きは奮発してグリーン車に席をとった。
あの重心が低く、せまっこい車体は足場の悪い山道を走る為だけに造られた感じがして好きだったね
気分悪くするお客さんも多かった迷車でもあるけど、あの暗くて閉鎖的な感じが山の中をひたすら走る中央線のイメージによく合っていたなと思う
2月11日
この日は盛岡まで一気に新幹線で北上。
盛岡からは長い間土砂崩れで運休を余儀なくされていた山田線の復旧祝いで宮古まで乗った
山田線も只見線同様、本数の少ない路線で秘境の山間部をゆく。
けれど、内陸と三陸を結ぶ大事な路線でもある。
土砂崩れで運休になった時はこのままなし崩し的に廃線になるんじゃないかと懸念したけど、見事復旧した。
本数が少ないからか、列車の席は殆ど埋る。
快速列車だけど結構長い乗車になるけど立つお客さんも出るんだよね
この日はちょっと油断して危うく立ちになりそうになった
秘境列車は意外と混むんだね
人踏未開の山間部は雪に覆われていて心細さを演出してくれたけど、車内にはお客さんが沢山いてそのギャップが何か面白かった
宮古からは三陸鉄道に乗り換えて北上、終着の久慈からは更に八戸線に乗り換えて八戸へ。
八戸線ではリゾート車両で運行される珍しい普通列車に乗って八戸の手前、鮫で下車。
海から吹き付ける寒風の中、駅から10分ほど歩いて海猫の産卵地にたつ蕪島神社に寄った。
本殿は火災で焼けてまだ再建中でちょっと残念だったけど、ご利益のある瓢箪のストラップ買って帰ってきた
参拝を終えて再び八戸線で八戸へ。
八戸からは新幹線に乗り換えて盛岡に戻った。
この時、はやぶさ号のグリーン車に体験乗車してみたが、シートのかけ心地は最高


このまま乗り続けたいって思ってしまった
八戸〜盛岡の短区間ならグリーン料金もたいしてかからないからね。ちょっといい気分でこの日の旅を終えられた
2月12日
この日は朝5時台に盛岡を出る田沢湖線の普通列車のに乗って秋田県へ。
秋田新幹線の走る田沢湖線を走り通す普通列車はこれまた少ない。
この列車も早朝に関わらず結構お客さん乗っていたね。
日の出前の闇の中を黙々と走り、奥羽山脈を越えて秋田へ。
この日は丁度寒波が東北地方を襲い、天気は朝から大雪
正直、旅行が続けられるか心配だったけど、列車は遅れながらもなんとか終着大曲に到着。
けれど、乗り換えの奥羽本線もダイヤが乱れてハラハラした。
でも、雪国の鉄道はたくましいよね
線路は雪に覆われて見えなくてもグイグイ走る。
窓は雪に覆われて車窓も真っ白だったけど、しっかり秋田まで走りきった。
山を降りて秋田に着く頃には雪も落ち着いていたが、雪まみれの列車を見るとよく走ったと感嘆する。
秋田からはこの日のメイン、五能線を走るリゾートトレイン、快速リゾートしらかみに乗車。
車両は新しく導入された新型車で気分もノリノリ
リゾートしらかみは秋田を定時に出てホッとひと安心
秋田平野を駆け抜け、バスケの町、能代を経ていよいよ五能線に。
白神山地の縁を通り海辺をゆく。
冬の荒れた日本海と厳しい自然を眺めて非日常の鉄道旅を楽しむ。
が、旅も中盤に差し掛かったところで心配していた事態に
途中の深浦駅で長時間足止め
海辺を走る路線はリスクとして強い海風による障害が付きまとうが、この日は大寒波の真っ只中
しばらく列車は動かず、動いても最徐行……
こうなると車窓を楽しむ余裕もなく、東京に帰れるかという不安ばかり浮かんでくる
途中の駅から乗り込んできた津軽三味線奏者による生ライヴも上の空。
一応、青森で余裕作って帰りの新幹線取ってはいたけど、三連休の最終日、予定の列車に乗れなかったら立ち席になるなぁと嫌な想像ばかり生まれては消えた。
結局、列車は途中の弘前で運転取り止め。
青森までは特急に乗りかえて行かなければならなくなった。
けれど、この特急に乗れば予定の新幹線に間に合う。
特例で特急券なしでも特急に乗せてくれたんで鉄的にはラッキーだなと思ってしまった
大寒波の中の旅行、ちょっとヒヤヒヤしたけど、なんとか無事に帰れて良かった。
しかし、北国の鉄道は本当、たくましい。
そんな印象を抱いた旅だったね。
2月25日
この日はスーパーあずさのE351系と共に引退が決まっている列車の惜別乗車。
新宿から大月を経て富士急行線に入り河口湖を目指すホリデー快速富士山号。
これに使われていたのが国鉄時代の特急車両、189系なんだけど、この車両ももういい歳。
次のダイヤ改正で引退が決まってしまった
新しい車両もいいけど、やっぱり国鉄時代の車両には味がある。重厚感がある。
現役で乗れなくなるのは寂しいなと思いながら味わって乗った
都心から住宅街、畑、川、そして山の中へ……多様な風景の中、黙々と走る。
沿線には沢山のカメラマンがいたね〜
車内は意外にも普通だった。
特別料金なしで乗れる特急車両で運行される快速列車。もっと沢山乗ると思ったんだけどね
まぁ、席は9割位埋まってはいたけど。
今は新型の特急車両がこの列車の任についているが……こちらももうそろそろ無くなりそうだ。
でも、惜別乗車したいなというところまでいかないんだよね
この日は河口湖まで国鉄特急車両の最後の旅を味わい、そのあとは河口湖からなんとなく大月に戻り、なんとなく成田までトレイング。
成田で何をするわけでもなく、丁度この日走っていた臨時特急に乗って新宿まで戻った。
……目的を最初に果たすとあとがグダグダになるんだよね
でもまぁ、いい暇潰しになりました
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